ゲーム内では超能力（サイキック）を「サイリンク」や「サイキャスト」と呼称していますが、ここでは超能力と表記します。
ゲーム内のアイコンにはサイフォーカス（MPに相当するもの）は P、ニューラルヒート（連続使用制限）は H の略称で表記されています。

効果の持続時間にはターゲットの精神感応性が影響します。
以下のデータはターゲットの精神感応性が100%の場合で、50%なら半減、200%なら2倍となります。
使用者の精神感応性はニューラルヒートの上限や回復量に影響しますが、持続時間には関わりません。

超能力 Level 1

重荷

サイフォーカス消費 1、ヒート上昇 8
射程 30、発動時間 0.25秒、効果時間 20秒、単体、視線：必要

対象の運動能力を40%にします。
これにより移動が遅くなるだけでなく、近接攻撃の回避率も低下します。
対象は1体だけですが、効果時間が20秒と長く、突っ込んでくる敵の足止めに有用で、使いやすい超能力です。

スタン

サイフォーカス消費 1、ヒート上昇 12
射程 25、発動時間 0.25秒、効果時間 3秒、単体、視線：必要

対象が3秒間、スタン（一時停止）します。
たった3秒ですが、それでも相手の行動を完全に止められるのは大きく、戦闘の支援や敵の接近の妨害、行動の阻止などに活用でき、最後まで使える技です。

痛み止め

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 8
射程 25、発動時間 0.25秒、効果時間 120秒、単体、視線：必要

対象が長時間（ゲーム内の時間で約3時間）、痛みを10%しか感じなくなります。
これにより、ダウンせず限界まで戦えるようになりますが、そうした戦い方をしていると致命傷を受けやすくなるため、むしろ危険です。
用途としては、ダウンした人を起き上がらせて自力で医務室に行ったり自己治療をして貰う、食中毒などの痛みの緩和する、といったものになります。

ブロックスキップ

サイフォーカス消費 4、ヒート上昇 14
射程 25、発動時間 1秒、地面に使用、視線：必要

指定した5x5の範囲内に、近くにある岩や鉄の塊をワープさせます。
これにより即席の遮蔽物を作ることができ、そこに身を隠しながら銃撃戦を行うことができます。
特に遠征中に敵に襲われた時に役立ちます。

また、敵が岩に身を隠しているときに、ブロックスキップで岩を取り上げることもできます。
ストーンカッターの近くに岩を運ぶのに使うことも可能です。

ソーラーピンホール

サイフォーカス消費 8、ヒート上昇 なし
射程 25、発動時間 0.2秒、効果時間 5日、地面に使用、視線：必要

明かりを設置する超能力です。
暗いと作業速度や移動速度が80%に低下しますが、そのペナルティを無くすことができ、半径9マスと範囲が広く、効果時間も5日と非常に長いです。
特に採掘の際に有用になります。

また、Anomaly では闇の中を照らしながら目的地に向かわなければならないクエストが登場します。
その際に、広い範囲を長時間照らせるソーラーピンホールが非常に役に立ちます。
ただ、サイフォーカスの消費が8と大きめなので注意してください。

信頼の言葉

サイフォーカス消費 60、ヒート上昇 なし
発動時間 2秒、囚人に使用、視線：必要

囚人の敵対心が20減少します。ただし、それで０になっても仲間にはなりません。
減少量は対象の精神感応性によって変わりますが、20近くも減ればすぐに勧誘できるでしょう。
サイフォーカスが60必要なので、サイフォーカスの欲求はそれ以上に上げておく必要があります。

超能力 Level 2

盲目の波動

サイフォーカス消費 1、ヒート上昇 20
射程 25、発動時間 1秒、効果時間 30秒、範囲 半径3マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

ターゲットにした場所の半径3マス以内にいる全員が、視覚50%の精神的盲目を受けます。
これにより攻撃の命中率と回避率がダウンします。

具体的には（対象の視覚が100%だったとして）射撃命中率と格闘命中率はスキル-6、格闘回避率はスキル-4で計算される形となります。
効果は地味ですが、複数の敵に有効で持続時間も長いので、使っておくと安心できます。

ウォータースキップ

サイフォーカス消費 1.5、ヒート上昇 25
射程 25、発動時間 1秒、地面に使用、視線：必要

ターゲットの場所を中心とする3x3マスの範囲を水浸しにして、消火を行います。
水たまりは7～10時間ほど残り、その場所への延焼を防ぎます。
必須という訳ではありませんが、火事を素早く消せるのは便利です。
消火剤ポップパックより範囲は狭いですが、遠方をターゲットにでき、連発することができます。

ニューラルヒートダンプ

サイフォーカス消費 0、ヒート上昇 自分は0
射程 25、発動時間 1秒、意識のある味方住人1体、視線：必要

かなり特殊な超能力です。対象とする味方を気絶させ、自身のニューラルヒートを０にします。
ゲーム内の説明では「ニューラルヒートを転嫁する」と書かれていますが、実際にはヒートを移すわけではなく、使われた人はヒート容量に余裕があっても必ず気絶し、ヒートが上昇することもありません。
使われた人は1日間、昏睡状態となります。

意識が正常な味方の人間しか対象にできません。味方でも他派閥の人に使うと友好が悪化します。
対象が超能力を使えるかどうかは無関係ですが、精神的無反応の人には使えません。
また、精神崩壊している人をこれを使って止めることはできません。

喜びの言葉

サイフォーカス消費 40、ヒート上昇 0
発動時間 2秒、効果時間 5日、単体、視線：必要

ターゲットの心情が5日間、+30されます。（ジョイファズ +30 を付与）
ただし、意識が-20%低下します。これにより運動能力（移動力）、指の機能、会話能力、食事速度の上限も-20%されます。
仕事や戦闘の効率が下がるので普段は使わない方が良いですが、心情が激しく悪化していてそのままでは精神崩壊は免れない、という状況では役に立ちます。

超能力 Level 3

レベル3と4の超能力を使うにはサイフォーカスが25%以上必要になります。

空間識失調の波動

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 30
射程 25、発動時間 1秒、効果時間 20秒、範囲 半径3マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

ターゲットの半径3マス以内にいる全員の平衡感覚をマヒさせます。
これにより、影響を受けた者はフラフラと動き、嘔吐し、行動が阻害されます。
多数の敵に有効で、効果時間も相応にあり、戦闘用の超能力として非常に有用です。

ヒートの上昇が大きい点には注意してください。
丸飲み攻撃をする Anomaly の敵「デバウアー」に遭遇時、飲み込まれた味方を吐き出させるのにも使用します。

手招き

サイフォーカス消費 1、ヒート上昇 20
射程 20、発動時間 0.25秒、効果時間 8秒、単体、視線：必要

使った相手がこちらに寄ってくる超能力です。
これにより、身を隠している敵をそこから移動させることができますが、射程20というのが微妙に短く、射撃している敵に使うには相手の射程内に踏み込まなければなりません。

射撃担当が敵に接近されたとき、そこから引きはがすのに便利です。
また、移動中は攻撃できないので、敵の攻撃を止めるために使う手もあります。
近接戦闘キャラが習得していると便利な超能力です。
メカノイドのボス（ディアボロス、ウォークイーン、アポクリトン）に有効な技でもあります。

吹き飛ばし

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 18
射程 25、発動時間 0.25秒、単体、視線：必要

ターゲットを半径25マス以内のどこかにワープさせます。
どこに出てくるのかわからず、敵を味方の後方に出してしまい、逆にピンチを招くこともあるので、使いやすいとは言えません。
野戦や遠征時に接近されたくないときに使うぐらいでしょう。
なお、未確認の場所に飛ぶことはありません。

恋愛の言葉

サイフォーカス消費 50、ヒート上昇 0
発動時間 2秒、効果時間 8日、視線：必要

まず恋愛欲求を持たせたい人を選択、次に恋愛対象にする人を選択します。
これにより、対象とした相手に友好的な社交や告白、プロポーズをする確率が大幅に上がり、別れる可能性は低くなります。
16才以上が対象で、同性愛者同士を除き、基本的に異性でなければなりません。

すでに結婚している人にも使用可能で、夫婦仲があまり良くなさそうなら、これを使って仲を取り持つことができます。
効果がある間、相手への友好度は+40されます。

超能力 Level 4

レベル3と4の超能力を使うにはサイフォーカスが25%以上必要になります。

スキップ

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 25
射程 28、発動時間 0.25秒、単体、視線：必要

自身も含む、ターゲット単体を任意の場所にワープさせます。
視線が通っている必要がありますが、敵1体を近くにワープさせてボコボコにしたり、逆に近寄らせたくない敵を遠くに飛ばしたり、ピンチの時に素早く離脱するなど、様々な用途で活用できます。

ただし、対象の体のサイズ（体格）が3未満である必要があります。
よってゾウやメガスロス、メカノイドのボスや機械化ムカデなどの大型のキャラには使用できません。
アイテムも対象にできますが、家具や地雷などの設置物には使えません。

フォーカス

サイフォーカス消費 3、ヒート上昇 15
射程 28、発動時間 0.25秒、効果時間 60秒、単体、視線：必要

対象の運動能力、視覚、聴覚を130%向上させます。
これにより（元が100%だった場合は）移動速度1.3倍、射撃と格闘の命中はスキル+3.6扱い、近接回避はスキル+7.8扱いで計算されます。
特に近接戦闘員にとって有効なバフ（一時的な強化）となります。

また、戦闘以外でも、視覚の向上によって調理速度や治療品質がアップするため、特にケガ人が多い時に医者にフォーカスをかけておくのは有効です。
（ただし治療への視覚の影響は上限140%まで。治療速度には影響しません）

ゲーム内の時間で約1.5時間しか持ちませんが、ターゲットの精神感応性が高ければ時間は伸びます。
もちろん自分自身に使った場合も同様です。

スモークポップ

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 30
射程 25、発動時間 1秒、効果時間 30秒、範囲 半径3マス、視線：必要

ターゲットの周囲に煙幕を出現させ、そこを通る射撃の命中率を70%に低下させます。
（30%や0.3倍と書かれているサイトが多いのですが、少なくともバージョン1.5以降は70%です）
タレット（自動砲台）は煙幕越しの射撃を行えないので、特にメカノイドクラスター戦で有効です。
煙幕は約30秒で消散します。

煙幕を出す方法はスモークポップパックや煙幕筒投射器などがありますが、スモークポップパックは自分の周囲のみでシールドベルトとの併用も不可、煙幕筒投射器は他の武器が持てなくなるので、一番使いやすいのはこの超能力で展開する煙幕と言えます。

防壁

サイフォーカス消費 2、ヒート上昇 35
射程 25、発動時間 1秒、効果時間 4時間、範囲 上下左右1マス 視線：必要

ターゲットした場所を中心とした十字型に防壁を発生させます。
これは通常の壁のように、裏に身を隠せば正面からの攻撃に対して75%のカバー（被弾率軽減）を得られ、野戦や遠征時に便利です。
敵の射線や進路を遮るのに使うこともできます。

ただし耐久力が100しかないため、敵の攻撃が激しいと割と容易に破壊されます。
状況によっては、ほぼ壊されない岩（カバー50%）で守るブロックスキップの方が有効かもしれません。
また、防壁は4時間で消滅するため、永続的な防備にはなりません。

平静の言葉

サイフォーカス消費 30～70、ヒート上昇 0
発動時間 2秒、精神崩壊している住人、視線：必要

精神崩壊している住人をダウンさせ、落ち着かせる超能力です。ケンカも止められます。
ただ、精神崩壊は軽度から重度までの3段階に分かれており、軽度ならサイフォーカス消費は30で済みますが、重度だと70必要になります。
精神崩壊の分類は以下の通りです。

• 軽度（必要サイフォーカス30）
  過食症、悲観、ひきこもり、侮辱・放言、闇の幻視（Anomaly）
• 中等度（必要サイフォーカス50）
  ソフトドラッグの薬物依存、呆然、癇癪、サディスティックな激情、死体への執着、狂気的な語り（Anomaly）、「存在」殺し（Anomaly）
• 重度（必要サイフォーカス70）
  ハードドラッグの薬物依存、狂暴化、放火魔、屠殺者、激情の殺意、脱獄（させる）、カタトニー（緊張性衰弱）、「存在」の解放者（Anomaly）、恐るべき幻覚（Anomaly）

本当に危険な精神崩壊は重度なので、サイフォーカスの欲求は70以上まで高めておきたいところ。
平静の言葉を使われた住人は昏睡状態となりますが、6時間ほどで回復します。

この超能力は「苦悩する芸術家」の性格を持つ住人が、精神崩壊後に50%の確率で創作意欲を発動させるのを邪魔することはありません。

カタトニーは発症するとすぐダウンするので、暴れたりすることはないのですが、数日間寝込んだままになります。
平静の言葉で解消させると、その期間を短くすることができます。

超能力 Level 5

レベル5と6の超能力を使うにはサイフォーカスが50%以上必要になります。

ベルセルク

サイフォーカス消費 4、ヒート上昇 30
射程 20、発動時間 0.25秒、効果時間 15秒、単体、視線：必要

ターゲットを狂暴化させます。狂暴化すると近くのキャラに見境なく襲いかかり、同士討ちを始めます。
周囲の敵はそれに反撃を始めるため、複数の敵の行動を阻めます。
射程がやや短いものの非常に便利で、習得できれば戦闘時の主力のひとつとなるでしょう。

ヒート上昇が多いのと、サイフォーカスが50を切った時点で使えなくなる点に注意してください。

また、精神的無反応、精神感応性が0%のアンデッド（シャンブラーやグール）、狂暴化に耐性があるボスキャラ（ディアボロス、ウォークイーン、アポクリトン、ドレッドメルド）には効きません。

不可視

サイフォーカス消費 3、ヒート上昇 45
射程 20、発動時間 1秒、効果時間 15秒、単体、視線：必要

対象のキャラクターを15秒間、透明にします。透明化したキャラクターは攻撃の対象にされません。
近接攻撃はもちろん、射撃で狙われることもなくなりますが、誤射が当たることはあります。
また、手榴弾などの範囲攻撃は普通に受けます。

狙われずに敵に近づいたり、安全に離脱したり、村に潜入調査するクエストで見つからずに脱出するなど、様々な場面で活用できます。もちろん自分自身にも使用できます。
効果時間は常に15秒で、この超能力のみ、ターゲットの精神感応性の影響を受けません。ただし、精神的無反応の人には使えません。

透明化したキャラクターで通路を塞ぐのが攻略法として紹介されている場合もありますが、少なくともバージョン1.5以降は、敵は透明化したキャラクターを素通りしていきます。
透明状態では敵の移動を妨害することはできません。

フラッシュストーム

サイフォーカス消費 4、ヒート上昇 65
射程 20、発動時間 1秒、効果時間 164秒、範囲 半径13マス、視線：必要

ターゲットを中心とする半径13マスの範囲に、約2.7時間の間、落雷が落ち続けます。
雷が落ちた場所の建物・人・動物などには火が付き、やけどによるダメージを負います。

ただ、直撃ダメージは大したことなく、建物だと5ダメージ程度。
やけどのダメージがメインですが、そのため火に弱い敵でなければあまり意味がありません。
しかも狙いが曖昧で、広い範囲の一点にしか雷は落ちないため、約8秒ごとに落雷が繰り返されますが、ほとんど当たりません。
正直、レベル5の超能力とは思えないほど使えません。

それでも使うなら、ヒートの限界突破を可能にするか、ニューラルヒートダンプと併用して、同じ場所に連続使用してみましょう。
その分だけ連続で雷が落ちます。それでも効果は知れていますが……

ファースキップ

サイフォーカス消費 70、ヒート上昇 0
発動時間 5秒、範囲 自身の半径4マスかキャラバン全体、視線：必要なし

基本的にはキャラバンで遠征中に使うもので、キャラバン全体を「他のコロニー住人がいる場所」にワープさせます。
これはコロニーや、他のキャラバンがいる場所、誰かが滞在中の場所が対象となります。

例えば、キャラバンで他の町にアイテムを売りに行ったり、古代遺跡などに遠征に行った場合、帰りはファースキップを使えば瞬時に戻れます。
また、目的地に誰かを先行させて、到着したら他のメンバーがファースキップで合流する、ということもできます。

通常（コロニー）画面で使った場合、使用者の半径4マス以内にいる人と一緒に、他の住人がいる場所に飛びます。
移動先がキャラバンの場合、そのキャラバンに参加します。
ただしこの方法では、動物やメカノイドなどは連れて行けません。

サイフォーカスが70必要なので、サイフォーカスの欲求はそれ以上に設定しておく必要があり、これを使って帰宅を考えている場合は、探検中にサイフォーカスを使い過ぎないよう注意しましょう。

激励の言葉

サイフォーカス消費 80、ヒート上昇 0
発動時間 2秒、コロニー住人（自身以外）、視線：必要

ターゲットに何らかの意欲（やる気）を発動させます。もっとも多くのサイフォーカスを消費します。
その意欲が創作なら幻の逸品を作るチャンスとなり、調教なら普段飼い馴らせない動物を手懐けることができます。
何の意欲になるかはランダムですが、意図的に起こせるのはかなり有用です。
関連スキルを持っていない意欲は起こりません。（例えば、生産スキルがないのに創作意欲が湧くことはありません）

ただ、サイフォーカス80消費は結構辛いので、手軽に連発できるようなものではありません。
多用したいなら、使用者を瞑想中心の生活にさせる必要があります。

超能力 Level 6

レベル5と6の超能力を使うにはサイフォーカスが50%以上必要になります。

狂戦士の波動

サイフォーカス消費 6、ヒート上昇 65
射程 15、発動時間 1秒、効果時間 10秒、範囲 5x5マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

周囲の人や動物に見境なく襲いかかる狂暴化の状態を、ターゲットを中心とした5x5マスの範囲全員に与えます。
射程と効果時間は単体使用のベルセルクより低下していますが、複数の敵をまとめて狂暴化に出来るのはかなり強いです。
ただしサイフォーカスの減少が大きく、ヒート上昇も高いので、そうそう連発はできません。
多用したいならサイフォーカスの欲求は100まで上げておき、瞑想の時間を多めに取るようにしておきましょう。

ターゲットにする場所は視線が通っている必要がありますが、影響範囲内なら視線の外にも効果があり、壁の外に取り付いている敵を内側から狙うことも可能です。

ベルセルクと同じく、精神的無反応や精神感応性が0%のアンデッド、狂暴化に耐性があるボスキャラには効きません。

人狩りの波動

サイフォーカス消費 4、ヒート上昇 50
射程 35、発動時間 1秒、効果時間 60秒、範囲 半径28マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

ターゲットの周囲にいる動物たちを狂暴化させ、近くにいる人やメカ、怪異などに襲いかからせます。
動物が強ければそれなりに有効で、射程も効果範囲も非常に広いのですが……
それでもゲーム後半になると、そこそこの数の野生動物では大したダメージは与えられません。
せいぜい、待機中の敵に進攻開始を促す程度です。

都合の良い場所に動物の群れがいるとも限らず、マップ全域に効果が及ぶ狂暴化の波動やシャードアニマルパルサーなどのアイテムの方が有用です。
ただ、他派閥の拠点を襲撃する際には便利です。

スキップシールド

サイフォーカス消費 4、ヒート上昇 65
射程 25、発動時間 1秒、効果時間 15秒、範囲 半径5マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

名前に「シールド」と付いていますが、他の防御シールドとは全く異なるものです。
指定した場所を中心とする半径5マスの円形に、矢や弾を防ぐ膜を展開します。
これによりそこを通る射撃は、敵と味方、内と外を問わず、すべて止められます。

使い方は色々で、敵に接近するための盾とする、敵の一部を包んでその射撃を無効化しつつ範囲外の敵を狙う、強力なロケット砲を防ぐ、機械化シロアリの城壁破壊弾を止める、などなど。
他のシールドと同じ使い方をしてしまうとこちらの射撃も通らなくなってしまうので、特性と使い方をよく知って利用しましょう。

なお、スキップシールドは設定的には「弾をどこかに飛ばす」ものですが、実際には他のシールドと同様に壁のようになっていて、爆発物が当たるとその場で破裂します。

カオススキップ

サイフォーカス消費 3、ヒート上昇 40
射程 25、発動時間 1秒、範囲 半径7マス、視線：必要だが範囲内なら視線外にも有効

範囲内の人や動物、メカなどをランダムにワープさせます。
転送先は25マスほどの範囲で、それほど遠くに飛ばすわけではありません。
複数の対象をまとめて飛ばすことができますが、移動先がランダムなので使い辛く、こちらの後方に出てしまうなど、ピンチを招いてしまうこともあります。

また、転送先は飛ばされるキャラの視線内になるようです。
効果範囲内なら視線外のキャラクターも飛ばせますが、そのキャラが壁を越えて中に転送されてくるといったことはなく、よって壁の外の敵を中に飛ばして袋叩きにする、みたいな使い方はできません。
正直、有効に使える場面が乏しく、レベル6の超能力がこれだったらガッカリでしかありません。

一応、飛ばせる敵はスキップより多く、体格（体のサイズ）が4未満まで有効です。
よって機械化ムカデを対象に出来ます。メカノイドのボスやゾウ、メガスロスなどは無理です。

ニューロクェイク

サイフォーカス消費 50、ヒート上昇 0
発動時間 12秒、範囲 半径60マス、効果時間 80時間、視線：必要なし

まさに最終手段。使用すると12秒後、半径60マス以内の全ての生物とメカが数日に及ぶ狂暴化状態となります。
使用者の半径5マス以内にいる生物とメカは無事ですが、人間は10日間、心情が-12されます。
さらに、使用者は約5日間、昏睡状態に陥ります。
また、友好度のあるすべての派閥との友好が-10されます。

※ニューロクェイクの有効範囲。以前はマップ全域に及んだが、バージョン1.3で狭まった。

敵はもちろん、家畜やペット、味方のメカノイドにも影響が及びます。
狂暴化の時間は受けた者の精神感応性に左右されますが、感応性50%のメカでも40時間も狂暴状態が続くため、範囲内の敵集団はほぼ壊滅します。
ヒト狩り集団のような、すでに狂暴化した動物にも有効で、人だけを狙う狂暴化から無差別に戦う狂暴化に変わります。

精神的無反応、精神感応性が0%のアンデッド（グールやシャンブラー）、狂暴化に耐性があるボスキャラ（ディアボロス、ウォークイーン、アポクリトン、ドレッドメルド）には効きません。

デメリットが非常に大きいので使うべきではありませんが、本当にダメな場合や、壊滅的打撃を受けるのが必至という場合には、状況を打開する切り札になり得ます。