家畜用のおすすめ動物
家畜は牧場(フェンスや壁で囲ってペンマーカーを設置した場所)で飼われます。
牧場の作り方と利用方法は キャラバンと牧場 のページの 牧場を作ろう の項目で解説しています。
家畜は主に食肉を得るのが目的ですが、遠征時の乗馬・荷駄のために飼う動物も含まれます。
動物によっては定期的にミルク、タマゴ、毛、バイオ燃料も得られます。
以下のリストでは、すべての動物ではなく、家畜にするのにお勧めの動物を紹介しています。
※1日あたりの肉の量は、屠殺時に得られる肉の量を成長期間で割ったものです。
※動物スキルは調教に必要な最低値で、調教難度はこの数値と野生で決まります。
※成長は、妊娠期間+成体になるまでの日数です。
マッファロー
肉336 1日辺りの肉16.8 皮96(ブルーファー) エサ 草食8.56 資産価値300
温帯~極地 -55℃ ~ 45℃ 動物スキル5 野生60 成長6.66+19
毛 15日ごとに120 荷駄84kg
RimWorld の世界における一般的な家畜。荷駄として多くのキャラバンがこの動物を連れています。
取れる肉と皮の量が多く、暖かい毛を定期的に刈れ、-55℃の超低温から45℃の高温まで多様な環境に適応しています。
まずはこの動物から飼うのが良いですが、調教難度は低くなく、失敗時にたまに襲ってくるので注意。
サバンナで見かけるバイソンも色が違うだけでほとんど同じです。
ヤク
肉294 1日辺りの肉14.7 皮84(なめし) エサ 草食8.56 資産価値320
温帯~寒冷 -45℃ ~ 40℃ 動物スキル1 野生20 成長6.66+19
ミルク 1日ごとに11 荷駄73.5kg
主に寒冷地で見られる、ウシに似た優秀な家畜です。メスならミルクが搾れます。
得られる肉の量が多く、遠征時には荷駄として活用でき、-45℃の低温にも耐えられ、調教もしやすくて安全、欠点はありません。
寒冷地で見かけるヘラジカもよく似たステータスで、ミルクも取れますが、調教が難しく(スキル7)、荷駄にはなりません。ただ、-50℃まで耐えられます。
調教可能なスキルがあって荷駄が必要ないなら、ヘラジカも候補となります。
寒冷地で見かけるカリブーもミルクを絞れますが、量が少なく、肉も多くなく、ヤクやヘラジカと比べると見劣りします。
ウシ
肉336 1日辺りの肉16.8 皮96(なめし) エサ 草食8.56 資産価値300
生息地域なし -10℃ ~ 40℃ 動物スキル0 野生0 成長6.66+19
ミルク 1日ごとに14
食用最強動物。1日辺りの肉の量が最多なのに加えて、ミルクも多く搾れます。
ただ、この動物は野生では存在しません。取引で購入するか、イベントで手に入れるしかないので、入手できるかは運が絡みます。
また、-10℃までしか低温に耐えられないので、冬場は厩舎を温めて、あまり外に出さないようにした方が良いでしょう。
なお、ミルクを搾れる取引用の動物には他にヤギがいますが、3日に1度しかミルクを出さないため、効率はウシやヤクに大きく劣ります。
ウマ
肉336 1日辺りの肉16.8 皮96(なめし) エサ 草食6.8 資産価値550
温帯~寒冷 -35℃ ~ 45℃ 動物スキル2 野生35 成長6.66+19
騎乗速度160% 荷駄84kg
最速騎乗動物。遠征時の移動速度を1.6倍にするので、遠征人数分の乗馬を用意したいところ。
荷駄としても優秀で、エサに余裕があるなら多めに飼っておいて損はありません。
実は食肉としても優れ、ミルクは絞れませんが、ウシと同じ量の肉と皮が採れます。
ただ、この動物は資産価格が高いので、増えても売りに出した方が良いでしょう。
なお、騎乗/荷駄に使える動物にはロバもいますが、速度は1.3倍、運搬量は49kgと、馬を一回り弱くしたような能力で、馬が手に入ると使わなくなります。
ただ、ロバは熱帯地域でも見かけられ、簡単に手懐けることができます。
ヒトコブラクダ
肉294 1日辺りの肉14.7 皮84(ラクダ) エサ 草食8.56 資産価値300
サバンナ~砂漠 -22℃ ~ 60℃ 動物スキル1 野生25 成長6.66+19
騎乗速度130% 荷駄73.5kg ミルク 2日ごとに18
騎乗でき、荷駄になり、ミルクも絞れる万能選手。60℃の高温に耐えられる熱帯の代表的家畜です。
砂漠やサバンナで生きるのは大変ですが、ラクダがいることが唯一の救い。
ただし作物を育て辛い砂漠で、どうやってエサとなる草を調達するかは課題となります。
熱帯でない砂漠は結構冷え込むためか、低温にも意外と適応しています。
それでも-22℃までなので冬の寒さに対して十分ではなく、気温が-30℃まで落ちると病気になりまくるので、常夏でないなら冬は暖かい厩舎から出さないようにしましょう。
ブタ
肉238 1日辺りの肉11.9 皮68(豚) エサ 雑食8 資産価値200
生息地域なし -5℃ ~ 40℃ 動物スキル0 野生0 成長5.66+19
2頭産まれる場合あり
食肉用の動物としてウシと双璧をなす家畜です。
1頭から得られる肉の量は牛や馬などに劣りますが、一度に2頭産まれることがあるため数が増えやすく、雑食なので草がなくなっても肉を食べさせることができます。
食肉はもちろん、新鮮な生き物の死骸なども食べるため、エサに困りにくいです。
ただ、ウシと同じく、野生では出現しません。取引かイベントで手に入れるしかありません。
また、適した温度が-5℃までなので、低温に弱く、冬は温めた厩舎から出さない方が良いです。
ブタに似ている動物にイノシシがいて、ブタより低温に耐えられ(-23℃)、野生でもよく見かけます。
しかし得られる肉の量は119と、ブタに大きく劣ります。
エサの量はブタより少なめ(4.8)ですが、こちらを飼うなら、できればブタを調達したい所です。
アルパカ
肉140 1日辺りの肉7 皮40(ラクダ) エサ 草食4.4 資産価値350
熱帯~温帯 -20℃ ~ 45℃ 動物スキル1 野生25 成長6.66+19
毛 10日ごとに45 荷駄35kg
もこもこの毛で知られる動物。10日ごとに刈れる毛は保温性が高く、序盤の防寒着の素材に最適。
手懐けるのも容易ですが、生息地が暖かい地域なので、寒冷地では入手困難です。
毛の売値が高く、たくさん得られるマッファローの毛よりトータルの収益性は劣りますが、野生のマッファローを見かけない熱帯では経済目的で飼うのも良いです。
一応、荷駄にもなりますが、運べる量は少なめ。
似ている訳ではありませんが、同じ毛を刈るのを目的とする動物にヒツジがいます。
しかし、この世界のヒツジは野生では見かけられず、毛の価値はそれほど高くなく、肉も多い方ではありません。
わざわざ購入して飼うメリットは乏しいです。
アイベックス
肉140 1日辺りの肉10.5 皮40(なめし) エサ 草食3.2 資産価値250
温帯~寒冷 -30℃ ~ 40℃ 動物スキル4 野生55 成長5.66+13
長い角を持つ大型のヤギ。得られる肉の量に対してエサの量が少なくて済みます。
また、育つのも早いため、エサと肉の効率面では最高。
-30℃までの低温に耐えられるため、寒冷地で飼育するのにも向いています。
肉と皮の量はシカの方が多いですが、成体になるまでの期間が長く、1日辺りの肉の量は普通(8.4)。
シカ型の動物でもっとも少食なのはガゼルですが(2.4)、肉の量も少なく、1日辺りだと7.35です。
シチメンチョウ
肉84 1日辺りの肉7 皮28(鳥) エサ 草食4.48 資産価値100
温帯~寒冷 -8℃ ~ 40℃ 動物スキル3 野生45 成長3.5+12
タマゴ 1.33日ごと。1つあたり肉10に相当(有精卵のみ)
温帯や寒冷の森でよくうろついていて、この世界の食肉の鳥としてはもっとも一般的でしょう。
成長が早く、栄養価の高いタマゴを産み、鳥の革も得られます。ただ、エサの消費は相応にあります。
生息地域ならとてもよく見かけるので、初期に飼う動物としても良いです。
ガチョウもよく似ていますが、そちらはタマゴを2日に1つしか産まないので効率が劣り、しかも野生では見かけないので取引で入手するしかありません。
ただ、ガチョウは無精卵を産むので、メスだけでも安定してタマゴを得られます。
七面鳥は有精卵だけなので、交尾できなかった場合、産むのが遅れます。
熱帯の場合、七面鳥がいないので、似た動物はエミューかヒクイドリとなりますが、これらは3.3日に1つしかタマゴを産みません。
しかも調教が難しく、失敗すると襲われます。特にエミューは失敗時の襲撃確率は100%です。
なお、タマゴやミルクは肉食を禁じる戒律を持っていても、問題なく食べられます。
一方、肉食を必須とする戒律では肉に含まれ、どちらにとっても都合が良いです。
ニワトリ / カモ
肉42 1日辺りの肉3.2 皮なし エサ 草食2.24 資産価値50
生息地域なし -10℃ ~ 40℃ 動物スキル0 野生0 成長3.5+12
タマゴ 1日ごと。1つあたり肉5に相当
毎日タマゴを産んでくれる食用として優れた鳥です。
交尾できなくても無精卵を産むので、産卵が遅れることもありません。
すぐに増えて成長も早いため、他の動物よりも短期間で安定した食料源にできます。
タマゴの栄養価は七面鳥の半分ですが、エサの消費が少ないため、食肉としてはとても効率的です。
ただし、皮が取れないのはやや難点です。
この動物は野生では存在せず、取引かイベントで入手しなければなりません。
また、寒さに強くないので、熱帯以外では暖かい鳥小屋を用意し、冬は外に出さないようにしましょう。
カモはニワトリと全く同じです。
説明文に「タマゴを滅多に産まない」とか書かれていますが、ゲーム内ではニワトリと同じようにポコポコ産んでくれます。
ボマロープ
肉280 1日辺りの肉14 皮80(なめし) エサ 草食8.56 資産価値350
熱帯~温帯 -15℃ ~ 40℃ 動物スキル5 野生60 成長6.66+19
バイオ燃料 1日ごとに11 死亡時に爆発
バイオ燃料を採れる特殊な動物です。寒冷地には生息していません。
序盤は必要ありませんが、中盤以降、砲弾の作成や輸送ポッドの打ち上げ、特殊装備の使用回数の回復など、様々なものにバイオ燃料が必要になります。
火力発電に使用する場合、1匹のボマロープの燃料で2基の発電機を動かしても、まだ2つ余ります。
ただし、空腹だと搾れる量が減ります。これは他の動物のミルクも同様です。
死亡時に爆発するのが厄介で、よって屠殺は厳禁です。
そのため肉や皮は普通、取ろうとするべきではありません。
野生のボマロープやボムネズミを狩るなら、火事が広がらないよう雨の日に行いましょう。
チンチラ
肉49 1日辺りの肉3.68 皮21(チンチラ) エサ 草食2 資産価値150
熱帯のみ -15℃ ~ 55℃ 動物スキル5 野生60 成長5.66+13
一度に1~3頭産まれる 毛皮が高価
熱帯にのみ生息するネズミ系の小動物ですが、とても美しい毛皮を持ちます。
小動物なので取れる毛皮の量が少なく、まとまった量を得るには大量に飼育する必要がありますが、多産でどんどん増えるため、数を増やすのは難しくありません。
チンチラの毛皮はとても高価で、なめし革($2.1)の3倍のほどの価格($6.5)で売れるため、飼育して収入源とするのも良いのですが、屠殺作業がちょっと大変です。
エサの量は、取れる肉の量を考えると妥当。
作業時間に余裕があるなら、毛皮のまま売るよりダスターコートやフォーマルベストに仕立てて売った方が、より儲かります。
ペット用のおすすめ動物
ペットは家畜と違い、フェンスや壁で囲っていなくても逃げることはなく、制限ゾーンを指定していない場合、好きな場所をうろつきます。
ただ、「家族の一員」の調教度が減ってきたら、再調教しないと野生化します。
調教度の減少は動物の「野生」が高いほど早くなります。野生が0だと下がりません。
動物には「調教しやすさ」というステータスがあり、これが中級だと主人を守ろうとする「服従」と、敵を襲わせる「リリース」を、上級だと倒れた仲間を運ぶ「救助」と、荷物運びのお手伝いをしてくれる「運搬」を習得させられます。
基本的に、ペットとして役立つ動物は上級ということになります。
ペットは自由に移動できるため、エサがなくても外の野草や生物の死骸、コロニー内にある作物や食料を食べに行くので、エサについては家畜より気にする必要はありません。
ただし、冬に野草が枯れ、野生動物もほとんどいなくなれば、飢えることもあります。
食糧庫の食べ物や畑の作物を食べられたくないなら、制限ゾーンで行動範囲を指定しておきましょう。
ペットは飼い主と「絆」を結ぶ場合があります。
絆のある動物がいると主人の心情は継続的に上がりますが、その動物が死んでしまうと主人の心情は長期間、大きく下がります。
※ステータスの「汚れ」は床の汚しやすさです。これが低いほど屋内で飼うのに向いています。
※HPは体力の目安。実際には部位の損傷と痛みによってダウンや生死は決まります。
※DPSは1秒あたりの与ダメージ。APは貫通力です。
ハスキー / ラブラドールレトリバー
ハスキー
肉120 1日辺りの肉4.01 皮36(犬) エサ 雑食8 資産価値250
針葉樹/ツンドラ -50℃~40℃ 動物スキル0 野生0 成長10+30
HP105 DPS3.12 AP16 速度5 運搬64 汚れ1 上級
ラブラドールレトリバー
肉105 1日辺りの肉3.5 皮33(犬) エサ 雑食6.4 資産価値250
生息地域なし -30℃~40℃ 動物スキル0 野生0 成長10+30
HP100 DPS2.93 AP16 速度5 運搬56 汚れ1 上級
どちらも擦り寄りあり
ペットとしておなじみの犬。調教しやすく、野生0で、とても飼いやすいです。
戦闘能力は上級調教が可能なペットの中では高くありませんが、移動が速く、床を汚すこともほとんどなく、長くコロニー住人の友となってくれるでしょう。
ただ、エサはサイズの割によく食べます。
ラブラドールレトリバーは野外には存在せず、ハスキーも寒冷地の一部にしか生息していないため、入手はほぼ取引を通じてになります。
ペット動物は総じて成長が遅く、ハスキーは一度に3頭、ラブラドールレトリバーは4頭産まれることもありますが、食用に飼うようなものではありません。
どちらも平均で12時間に1度、住人に「擦り寄る」ことがあり、その住人の心情を24時間、+4します。
擦り寄りが発生する動物には、他にネコ、サル、モルモットがいますが、どれも戦闘や仕事を教えることはできず、サルとモルモットの擦り寄りは平均24時間に1度しか発生しません。
犬にはもうひとつ、ヨークシャーテリアがいるのですが、中級までの調教しかできないので、運搬などはできません。擦り寄りは発生します。
ゾウ
肉560 1日辺りの肉14.01 皮160(象) エサ 草食25.68 資産価値600
熱帯/サバンナ -12℃~50℃ 動物スキル7 野生75 成長13.3+39
HP360 DPS5.81 AP34 速度4.8 運搬300 汚れ24 上級
騎乗速度130% 荷駄140kg
巨体から来る圧倒的なパワーと体力を誇る熱帯の動物。
非常に高いHPを持ち、騎乗が可能、140kgの荷物を運べ、300の物資を一度に運搬してくれる、戦闘でも仕事でも頼りになるペットです。
しかしその分、大食漢で、必要になる草は他の動物を大きく超えます。
熱帯雨林は豊富に草が生えていて、それを勝手に食べてくれるので普段はエサで困ることはありませんが、他の地域では飼育は大変です。
騎乗できて運搬能力も高いので、遠征時にも便利ですが、道草を食えない砂漠は避けるようにしてください。
上級調教ができる動物の中では飼い馴らしやすい方で、失敗時に襲いかかってくる事もありませんが、それでも動物スキル10で17%程度の成功率のため、調教にはそれなりに時間がかかります。
メガスロス
肉560 1日辺りの肉14 皮160(重い毛皮) エサ 草食16 資産価値700
温帯~極地 -55℃~40℃ 動物スキル10 野生97 成長13.3+39
HP360 DPS6.13 AP32 速度4.8 運搬300 汚れ24 上級
毛 20日ごとに200
熱帯以外の広い地域に分布している巨大なナマケモノ。かつてアメリカにいた絶滅動物のようです。
ゾウと同レベルの体力を持ち、攻撃力はゾウを越えます。一度に300の物資を運んでくれるため、ゾウと同じく仕事でも有用です。
また、20日ごとに毛を刈ることができ、メガスロス毛はトップクラスの防寒性能を持ちます。
皮(重い毛皮)も防御力と保温に優れ、衣類の良い材料となります。
エサとして大量の草を消費しますが、ペットなら郊外の草を食べに行ってくれるので、そこまで問題にはなりません。
ただ、冬に野草が枯れてしまうと、まかなうのが大変になります。
よって飼育数には注意してください。
最大の問題は調教に必要なスキルと野生が高く、手懐けるのが困難なこと。
動物スキル10では成功率は2%程度で、話になりません。しかも失敗したら30%の確率で襲われます。
調教意欲が湧いたときに手懐けに行くのが無難です。
グリズリー / ホッキョクグマ
肉301 1日辺りの肉10.03 皮86(熊) エサ 雑食5.6 資産価値700
温帯~寒冷 -40℃~40℃ 動物スキル8 野生80 成長10+30
HP200 DPS5.38 AP28 速度4.6 運搬161 汚れ4 上級
熊です。おすすめと言うほどではないかもしれませんが、幅広い地域に生息していて頻繁に見かけられ、メガスロスと比べるとずっと調教しやすい戦闘可能な動物です。
エサの量もだいぶマシで、しかも雑食で肉も草も食べてくれるので、それほど困りません。
運搬できるまで調教すれば161の物資を運んでくれます。
手懐けられる確率は、動物スキル10で成功率14%ほど。失敗時に30%の確率で襲われます。
寒冷地から極地にかけて出没するホッキョクグマも、グリズリーとほとんど同じです。
-55℃まで耐えられるのと、野生が5だけ高いこと(85)を除けば、色しか違いはありません。
なお、熊は最初の攻撃で相手を4.7秒ほどスタンさせる特技があります。
クーガー / パンサー
肉140 1日辺りの肉4.67 皮40(パンサー) エサ 肉食3.2 資産価値400
温帯~寒冷・砂漠 -25℃~40℃ 動物スキル8 野生80 成長10+30
HP130 DPS4.67 AP18 速度4.85 運搬75 汚れ2 上級
上記のステータスはクーガーのもの。パンサーは熱帯に生息し、快適温度が -8℃~50℃ ですが、それ以外に違いはありません。
肉食ですが、上級調教できるペットの中ではもっともエサの量が少ないです。
草より肉の方が調達しやすいコロニーでは、低燃費で飼える用心棒 兼 荷物運びとなります。
戦闘力はそれなりですが、攻撃力は高め。
手懐ける難易度は、熊と全く同じです。
動物スキル10で成功率は14%ほど。失敗時に30%の確率で襲われます。
寒さにはやや弱く、寒冷地にも出没するクーガーでも、-30℃まで冷え込むと病気になる確率が高くなるので注意。
シンリンオオカミ / ホッキョクオオカミ
肉119 1日辺りの肉3.97 皮36(狼) エサ 肉食2.9 資産価値350
温帯~寒冷 -40℃~40℃ 動物スキル8 野生85 成長10+30
HP99 DPS3.63 AP18 速度5 運搬64 汚れ2 上級
上記のステータスは森林狼のもの。北極狼は快適な温度範囲が -55℃~40℃ で、寒冷地と極地に出没しますが、他の能力は全く同じです。
能力としては犬(ハスキー / ラブラドールレトリバー)と大差ないのですが、こちらの方は肉しか食べない代わりに、だいぶ少食。
反面、野生が高いため、手懐けるのに必要な難易度が高く、度々調教をし直す必要もあります。
また、擦り寄りは発生しません。
入手機会の少ない犬に対して、こちらは熱帯以外の多くの環境で見られるため、動物スキルが十分に高ければ飼い馴らせる機会が多いです。
イヌ科の動物には他にワーグとキツネがいますが、どちらも調教が中級までなので、荷物運びのお手伝いはしてくれません。
ただ、ワーグは戦闘力がクーガーよりも強く、その割に飼い馴らしやすいです。
キツネは毛皮の価値が高め($3.5、他の革の1.5倍ほど)ですが、犬より弱いです。
メガスパイダー
肉168(虫) 1日辺りの肉-- 皮なし エサ 雑食5.6 資産価値500
襲撃で出現 -40℃~60℃ 動物スキル3 野生40 成長--
HP250 DPS2.86 AP18 速度3.6 運搬90 汚れ1 上級
生殖なし 対刺防御27 対打防御18
RimWorld の地下に巣くう虫。実はメカノイドに対抗するために遺伝子工学で作られた生物です。
突然襲撃してくる危険な敵ですが、調教することが可能。
しかし一度ダウンさせて治療を行い、一緒に出てきた巣をすべて破壊後、治って野生化した状態で試みなければならず、その間ずっと攻撃を受け続けるため、非常に危険です。
超能力でめまいを起こさせたり、調教者を透明化させることで攻撃されにくくなります。
ただ、手懐けられる確率は高く、動物スキル10で成功率は41%ほどあります。
一度仲間になってしまえば必要スキルと野生が高くないため、仕事も早く覚えてくれるでしょう。
戦闘では、意外と攻撃力は低く、耐久力の高い盾役に向いたステータスです。
生殖を行わないため、オスとメスの区別はありますが、子供は産まれません。
カメ
肉70 1日辺りの肉5.25 皮25(トカゲ) エサ 雑食1.32 資産価値200
熱帯~温帯 0℃~50℃ 動物スキル7 野生75 成長3.5+13
HP60 DPS1.91 AP12 速度1 運搬× 汚れ1 下級
タマゴ 6.66日に1~3個 対刺防御50 対打防御35
おすすめに入れる程ではないかもしれませんが…… 安全に調教できる、硬い甲羅が特徴の爬虫類です。
仕事を教えたりはできません。ただ、エサは少量で済み、雑食なのもあって飼いやすいです。
オスとメスがいればたまにタマゴを産み、数が増えやすく相応に肉と皮が取れるので、食用として飼育するのも良いです。
いざというときは制限ゾーンを利用して敵の前面に出し、盾役にすることもできます。
高い防御とサイズの小ささで、意外と敵の攻撃に耐えられます。
素手で殴って近接攻撃の練習を行う人もいますが、噛まれれば相応に痛いです。
スランボ
肉560 1日辺りの肉7.01 皮160(スランボ) エサ 草/木28 資産価値4000
イベントで出現 -65℃~50℃ 動物スキル10 野生98 成長20+79
HP800 DPS6.88 AP34 速度5.5 運搬300 汚れ8 上級
騎乗速度160% 対刺防御60 対打防御40 対熱防御30
宇宙で最も賢いらしいですが、あまりそうは見えないドラゴンぽい優雅な生き物。
野生では存在せず、群れが通りかかるイベントが起こった時のみ現れます。
その毛皮は衣類用の素材として最高の防御力を持ち、その角は優れた武器となります。
飼い馴らすのは、まともな方法ではほぼ無理です。
調教意欲が湧いたときに実行すれば成功しますが、その後に仕事などを教えるのは高レベルの動物スキルがあっても大変です。
木を食べるので、それが豊富な地域であればエサはそれほど困りませんが、草木の少ない地域ではエサの用意も課題となります。
戦闘力は最強ですが、資産価値が高すぎて、これがペットになっていると敵の襲撃が強くなります。
それでもスランボをコロニーに迎えることは、大きな目標のひとつと言えるでしょう。
スカリア病の治療
スカリア病は、感染している動物を殺人鬼の状態にさせ、数日後に死なせてしまうものです。
さらに、スカリア病の動物の死体は高確率ですぐ腐敗し、肉や皮を取ることはできません。
これは、狂暴化した野生動物の群れ(人狩り集団)の襲撃が、「肉と皮を大量にゲットできるボーナスイベント」にならないようにするため導入されたものです。
スカリア病は、ネット上で検索すると「治療できません」「治療しても殺人鬼の状態は治らないので意味がありません」といった情報が出てきたりしますが、そんなことはありません。
スカリア病は治療可能です。
治療した動物を調教して飼うことも可能です。
ただし、その手順はすごくわかり辛いです。
また、医術スキル8以上と、医療品が3つ必要になります。(薬草ではダメ)
治療方法ですが、まず動物をダウンさせる必要があります。
ペットにするなら、損傷の少ない個体を選びましょう。
そして、まずは普通の傷の治療を行います。
バージョン1.5だと右クリックで普通に治療できると思いますが、できない場合は医術スキルのある人を徴兵状態にしてから、対象を右クリックして実行して下さい。
死なないよう治療したら、医療用に設定した家畜用の寝床を用意して、そこに動物を運びます。
これもバージョン1.5だと「救助する」で運べると思いますが、できない場合は徴兵したキャラを選んで「〇〇を運ぶ」を選び、担いだら手動でベッドの場所まで移動し、徴兵解除して降ろしてください。
動物が治療用の寝床の上にいれば、「健康」のタブに「薬を許可」の表示があるはずです。
最初は薬草になっていると思いますが、これを「医薬品まで使用」に変えて下さい。
スカリア病の治療には医薬品を使うので、薬草のままではダメです。
もし薬の指定がないなら、その動物のウィンドウ内の i マークを押して、健康のタブを開いてください。
(医療用の家畜の寝床にいるなら)概要の中に許可する薬の変更ボタンがあるはずです。
(バージョンによってはこちらの方法を使う必要があります)
その後、健康のタブの中の「手術中」にある「新しい加工」のボタンを押して「スカリア病を治療」を選択します。
これで、医術スキルが8以上ある人が手術に向かうはずです。
スカリア病が治療されれば、殺人鬼の状態も解除されます。
ただしスカリア病が治っても、すぐペットになる訳ではありません。
その後は普通に調教する必要があります。
手術時に麻酔をかけるので、しばらくは目を覚ましません。
いつの間にか目を覚ましてどこかに行ってしまわないよう、部屋の中に入れておいた方が良いでしょう。
人狩り集団のイベントでは、手に入りにくい動物、例えばハスキーやラブラドールレトリバーなども現れることがあります。
スカリア病の治療ができれば、これらをペットにできる機会が増えます。
なお、スカリア病の治療は高レベルの手術なので、失敗する場合もありますが、大量の医術経験値が手に入ります。
医薬品に余裕があるなら、医術レベルアップのために治療を行うのも良いです。
エサ不足の家畜の放牧
牧場で飼っている動物のエサがなく、飢え始めているときの最終手段として、野外への放牧があります。
外へのドアを開け放ち、郊外にある草を食べさせるわけですが、囲われていないので、そのままではどこかに行ってしまいます。
しかし アーキテクト - その他 の中にある「キャラバン用つなぎとめスポット」を設置しておけば、牧場が再び囲われるまでの間、動物スキルのある住人が、そこに動物をロープでつなぎ留めます。
これにより、逃げられることなく野外放牧ができます。
キャラバン用つなぎとめスポットは、キャラバン編成時でなくても利用できます。
ただし注意として、ひとつのつなぎとめスポットに、あまりに大量の動物が繋げられていると、ゲームの処理速度の大幅な低下を招きます。
具体的には、スポット範囲内の誰もいない場所に動物が移動しようとして、しかし動物がいすぎてそんな場所がない場合、新たな移動先のチェックを延々と繰り返し、それが大量に発生していると過負荷の状態に陥ります。
これは複数のつなぎとめスポットを作って、動物を分散させることで回避できます。
その方が、スポットの周囲の草がすぐに食べ尽くされることも防げます。
ただ、囲っていないのですから、敵に襲われたら大変なことになります。
緊急時の一時凌ぎであり、できるだけ早く安全な牧場で飼える体制を整えましょう。