キルゾーンでの戦いの基礎
キルゾーン(Killzone)とは敵を殲滅するためのエリアを示す、軍事用語です。
RimWorld は自由に壁や建物を構築できるので、襲撃してくる敵を効率的に撃退できる陣地を作って、そこで待ち伏せることができます。
郊外で戦う「野戦」は下策…… 有利なキルゾーンに敵に誘き寄せて戦うのを基本としましょう。
ただ、キルゾーンに敵をおびき寄せるには、コロニー全体を壁で囲う必要があります。
他の侵攻路を塞ぎ、キルゾーンから侵入するしかない、という状況にしなければなりません。
そのためには硬い壁を築くための、大量の石材が必要。
まずはストーンカッターで岩を加工し、材料を用意するところから始めましょう。
もし山岳でゲームをスタートした場合、地形が入り組んでいるため、敵の出現方向や侵入してくるルートを限定することができます。
敷地を広げるのに岩山を削っていく必要がありますが、初心者は山でスタートするのも守りやすくて良いです。
平地は全方位を囲わなければならない
山なら岩盤に覆われた側は守らなくて良い
キルゾーンは敵を撃退するための場所ですが、ガチガチに守りを固めすぎると、敵が避けるようになってしまいます。
例えば、長く入り組んだ通路を作り、その途中にトラップをしかけまくり、タレット(自動砲台)も大量に置いて、いかにも突破困難な構造にしていると、もう動物ぐらいしか突っ込んで来なくなります。
人間の敵はそこに入ろうとせず、他の場所の壁を破壊しようとするでしょう。
キルゾーンは敵が侵入してくるのに都合が良さそうで、でも実際には突破困難、というぐらいの地形にしておく必要があります。
ただし、その判断はゲームのバージョンによっても変わってきます。
初期バージョンの RimWorld はその辺の判断が甘かったので、トラップが並んだ通路に平気で敵が突っ込んできましたが、現行バージョンでは通用しません。
このゲームの戦略は、バージョンによっても大きく変わることを知っておきましょう。
バグを利用した戦い方が紹介される場合もありますが、それらもアップデートの度に潰されています。
※狭い通路にスパイクトラップ並べているが…… こんなところに敵が突っ込んできたのは昔の話……
タレット(自動砲台)も、バージョンによって強くなったり弱くなったりしています。
バージョン1.4以降のタレットは敵を迎撃するためではなく、敵が来て欲しくない壁の内側に配置して、そこからの侵入を避けさせる、誘導目的で使われる場合が多いです。
壁を破壊するタイプの敵は、タレットの攻撃範囲を避ける傾向があるからです。
なお、タレットは攻撃を受けると爆発するので、壁に密着させていると、逆に壁が壊れる原因になるので注意してください。
※二重防壁の中にタレットを設置して敵が来ないようにして、下のキルゾーンに誘導している。なお、バージョン1.5ではタレットに電気を通さないと誘導効果はない。
※タレット爆発範囲。半径3マス程。壁は爆発を防ぐが、大きなダメージを受けて破壊される。この範囲に他のタレットを置くと誘爆するので避けること。
もしコロニーが完全に壁で囲われていると、敵は壁を破壊して侵入しようとします。
逆に守り辛くなり、誘導困難になるので、完全には塞がないようにして下さい。
また、侵入口を西と東の2カ所、北と南の2カ所といったように、複数設けるのも避けた方が良いです。
敵が部隊を二手に分け、迎撃が面倒なことになりがちです。
キルゾーンが完成しても、敵が上空から輸送ポッドで奇襲してきたり、遠くから迫撃砲を撃ち込んでくる場合もあります。
常に籠城戦が出来るとは限らない点にも注意してください。
キルゾーンの種類
自由に建物を建築できるゲームなので、アイデア次第で様々なキルゾーンを作り出すことができます。
ここで紹介するものは、あくまで一例だと思ってください。
戦闘の基本システム(カバーや命中率など)を知りたい方は、先に 戦いの基本 をご覧ください。
1マスの壁による防衛
まず、カバー(遮蔽物による被弾率軽減)を最大限得られるのは、壁に隠れることです。
よって、以下のように1マスの壁を点々と並べて、その裏に身を隠すのが基本の戦い方になります。
※こうした小型の防壁はガビオンとか蛇籠とも呼ばれます。この画像では、敵が身を隠すことができない畑を戦場にしています。
1マスの壁なら、こちらの射界はほとんど遮られません。
一方、正面からの射撃に対して75%のカバーがあり、被弾率は大幅に下がります。
ただ、ナナメから撃たれるとカバー率は大幅に下がってしまいます。
しかし、以下のように間に土のうやバリケードを挟むことで、ナナメから撃たれても55%のカバー率を確保できます。
ただしこの方法には欠点があって、敵が上下から攻めてきたときに、土のうやバリケードが邪魔になって、この壁を利用できなくなります。
土のうがなければ、以下のように上下方向から敵が来ても、カバーを利用することができます。
どちらが良いかは壁の使い方によります。
1マスの壁はキルゾーンと言うより、敵の侵入を許したときのために念のため作っておく、という場合も多いので、土のうがない方が良いケースも多いでしょう。
川や沼による防衛
敵は通常、川や沼を避けますが、そこしか進入路がない場合は渡河してきます。
しかし渡河中は移動速度が大幅に下がるため、それを「堀」として防衛に活用できます。
以下はその一例です。
渡河中の敵を射撃しつつ、渡河した敵は二方向から攻撃しています。
こちらの防衛は先に述べた、1マスの壁に隠れる形です。
その背後と側面には近接戦闘メンバーが隠れられる壁を用意しており、敵が近づいてきたらここから出て相手を足止めします。
キルゾーンと言うと狭い通路にしかけを施したものが多いのですが、こうした広い場所で戦えるものの方が、特にペットを活用した戦いをしたい時には良いです。
状況に応じた、複数のキルゾーンを用意しておくのも良いでしょう。
※川から入ってくる敵を左右から挟み撃ちにする作戦。水力発電を使うには川が必要になるが、守りのウィークポイントになりがち。むしろうまく活用したい。
カバー付き通路での防衛
現在(バージョン1.5)のもっとも主流と言える防衛方法でしょう。
1本の細い通路の先に、隠れられる凸凹の地形を用意して、入ってくる敵を迎撃します。
敵が正面からしか来ないので、カバーは常に75%を確保できます。
攻撃を集中させることができ、敵の突撃も前面に近接戦闘員を配置しておけば止められます。
味方メカノイドを前面にすれば、火災による混乱も防げます。
かなり有利に戦えますが、狂暴化した動物の群れなど、多くの敵が一斉に侵入してくると止めきれずに苦戦することもあります。
通路の上に近接戦闘員かメカノイドなどを立たせ、通路を塞いでしまえば接近を防げますが、通路上のキャラは背後から味方に撃たれまくることになります。
基本的には、通路上には無理に立たせない方が良いでしょう。
下の例は、通路をもっと長くした場合です。
多くの武器は25~30マスほどの射程を持つため、通路の長さを20マスにしています。
短射程武器は奥まで届きませんが、敵が接近するまでの時間を稼ぐことができます。
この例では通路のとなりが部屋になっていますが、壁が誤射で崩れることがあるので、本当なら2マス分の太い壁にしておく方が良いです。
この例では、入口はかぎ型にしています。
こうすることで入口から遠距離射撃されることを防いでいます。
ただしかぎ型にする場合、矢印のところにバリケードか土のうを設置するのを忘れないで下さい。
これがないと、敵がこの部分に隠れて射撃を行うようになります。
するとその敵が邪魔になって、後続が通路に入って来れなくなります。
以下は、味方の待機場所をさらに改良したパターン。
敵は矢印のルートで奥に向かおうとするので、複数の近接戦闘員でそれを集中攻撃します。
この方法だと曲がった先の通路を近接戦闘員で塞いでも、味方に撃たれることはありません。
ただ、敵が射撃役を狙ってくることもあるので、そちら側の入口にも近接戦闘員を配置して、守ることを忘れないでください。
敵が警戒して入ってこなくなるので、トラップやタレットは置かないようにしましょう。
トーチカ / 出城による防衛
キルゾーンというわけではありませんが……
コロニーから離れたところに作る陣地や、防壁から張り出すように作る小陣地を、トーチカやバンカー、出城と呼んだりします。
ただ、正式名ではなく、通称としてこう呼ばれているだけです。
これらはどこに作っても良いわけではありません。
しばらくプレイしていると、敵がどの辺に現れて、どういうルートでやって来るかがわかってきます。
こういう場合に、誘き寄せたり、移動中の敵に横槍を入れたり、第2・第3のキルゾーンとして活用するといった目的で、その出現ポイント近くやルート上に作ることで機能します。
補助的に使う場合、すぐ本来の防衛位置に戻れるような場所に用意するのが理想です。
川や沼を利用して敵の接近を阻めるなら、なお良いです。
城壁から張り出して作る場合、出入口を自動ドアにしておけば、敵が近づいてきたときにコロニー内に素早く逃げ込めるようになります。
火攻めによる防衛
これは特殊な防衛方法です。
入口を部屋にして、フローリングを張って火をつけ、入ってくる敵を炎上させるものです。
部屋のドアはずっと開放しておかないと、敵が侵入してくれないので注意してください。
開放されているドアは、敵は通路と同じように扱います。
敵が向かってきたら中に火炎放射系の武器やモロトフカクテル、火を噴くメカなどで火をつけて、外で待ちます。
滞在時間を稼ぐため、中は出来るだけ長い通路にしておきましょう。
ドアが開けっぱなしだとそこから熱が漏れますが、それでも複数の床に火が付いていれば、中の温度はどんどん上がっていきます。
235℃以上になれば敵はすぐ熱中症に陥り、やけどを受け、室内に自然発火も生じ始めます。
画像の例では、1マスおきに土のうを置いています。
こうすると乗り越える際に移動速度が落ちるため、時間を稼げます。
連続して土のうを置いたのでは効果がないので注意してください。
土のうには火が付きますが、燃えて壊れることはないので、火攻めには好都合です。
(バリケードは素材が可燃性だと火が付くと壊れます。燃えない素材だと火が付きません)
出口は近接戦闘員で塞いでおきます。できれば温度の影響を受けないメカノイドで塞ぎたいところです。
撃退完了後は壁を壊せば、中が屋外の扱いとなって、一気に温度を下げられます。
ただ、火攻めは戦利品も燃えてしまうことが多いので、普段は使わない方が良いです。
また、メカノイドには一切効果がありません。
もちろん一度使ったあとは、床を張りなおさないと再使用できません。
使うなら最終局面、クリア前の連続襲撃対策としてでしょうか。
敵軍の種類
このページではキルゾーンについて説明していますが、襲撃してくる敵軍には様々なタイプがあり、キルゾーンで待ち構える戦法が通用しない敵も多いです。
こちらから打って出たり、コロニー内での戦闘になったり、迫撃砲の撃ち合いをしなければならない相手もいます。
敵に合わせた対応が必要になることを知っておきましょう。
なお、敵の戦力は、難易度、ストーリーテラー、コロニーの総資産、メンバー・ペット・メカの評価値、ゲーム展開で決められています。
ゲーム展開の評価は徐々に上がり、コロニーのメンバーがダウンしたり死んだりすると下がります。
通常の襲撃
特殊な戦法を使って来ることのない、コロニー内部を目指して普通に進攻してくる敵です。
キルゾーンでの待ち伏せが有効です。
ただ、以下の要素がランダムに組み合わせられるため、多様なパターンがあります。
- すぐに攻撃してくるか、数時間の準備をしてから攻撃を開始するか
- 1つにまとまっているか、いくつかのグループに分かれているか、全域にバラバラに降下してくるか
- そのまま進んでくるか、トラップやタレットを避けようとするか
- 普通の武器構成か、接近戦重視か、狙撃重視か、手榴弾重視か
敵対派閥や宙族の場合、ダウンしているコロニーメンバーをさらっていきます。
また、倉庫や居住エリアに到達した場合は破壊や放火を行いつつ、家具やアイテムを持ち去ろうします。
この離脱中の敵は攻撃しても反撃せず、マップの端から逃げるのを優先します。
城壁破壊タイプ
襲撃者の中に壁の破壊を行う者がいて、守りの手薄な城壁を壊しながら内部に侵入してきます。
破壊者がブリーチアックスや手榴弾を持っている場合、素早く壁を壊してくるので注意してください。
メカノイドの場合は攻城用メカの「機械化シロアリ」が混じっています。
破壊担当はタレット(自動砲台)に守られていない、プレイヤーによって作られた薄い壁を破壊しようとしますが、そうした場所が見当たらない場合は厚い壁や岩山を壊しに行ったり、タレットの射程内を横切ろうとする場合もあります。
破壊担当の人員やメカをすべて倒すと、通常の襲撃タイプになります。
ただ、敵軍は破壊担当者を守るように移動するため、破壊者だけを狙うのは難しいです。
このタイプはタレットの射程内を避けるのを優先するので、侵入されたくないエリアにタレットを設置することで、他へ誘導することが可能です。
また、寝室(ベッド)を目指して進もうとする特徴もあります。
ただし、ここまでに述べたのは人間やメカノイドの場合。
アノマリーで登場するゾンビ「シャンブラー」の破壊タイプは、シンプルに近くの壁に取りついて壊そうとするので、誘導はできません。
こちらの方が厄介で、個々に撃退していくしかありません。
包囲攻撃(遠距離砲撃)タイプ
コロニーから離れた場所に砲撃陣地を構築し、迫撃砲を撃ち込んでくる特殊なタイプの敵です。
構築地点に移動すると迫撃砲2門とバリケードを含む設計図が表示され、必要な物資が投下されます。
そして陣地の建設を始め、完成次第、コロニーへの砲撃を開始します。
そのままでは撃たれ放題になるので、打って出るか、こちらも迫撃砲を撃ち込んで敵陣地の破壊を狙うしかありません。
ベストなのは先に迫撃砲を撃ち込むことで、2~3門の砲と砲弾があれば、完成前に敵陣地や人員、必要な物資に被害を与えられ、敵は陣地構築をあきらめるでしょう。
あきらめたら普通の襲撃と同じです。
迫撃砲も射撃スキルの高い人が撃った方が、着弾誤差が少なくなることを忘れないでください。
打って出る場合は、相手の迫撃砲が完成する前に、早急に攻撃をしかけたいところです。
まともな撃ち合いになるとダメージは免れませんが、敵が陣地構築のために持ってきた物資をそのまま頂くことができるので、結構おいしいです。
強襲降下タイプ
コロニーの内部に輸送ポッドでいきなり降下してくる、要注意の襲撃です。
これはばかりは城壁やキルゾーンで防ぐことができません。
コロニー内で、家具や部屋の出入口に身を隠しながら、ある程度の被害は許容して戦うしかありません。
敵の戦力はその時点の襲撃強度よりも低めのものとなりますが、乱戦は免れません。
コロニー内に降下してきたときのため、1マスの壁などをコロニー内にも用意しておき、できれば木造の部屋には泡消火器なども設置しておきましょう。
ヒト狩り集団(狂暴化した動物)
狂暴化して「殺人鬼」と化した動物の群れが襲いかかってきます。
1匹あたりの強さは大した事ない場合が多いですが、数が非常に多いので、敵派閥の襲撃より脅威になることもあります。
マップ内の野生動物が急に殺人鬼になる場合もあります。
動物は目の前で人が入っていかない限り、壁やドアを破壊しようとしません。
そのため建物の中に引きこもって見つからないようにしていれば、襲われずに済みます。その辺の施設を破壊したりもしません。
普通の「殺人鬼」の状態は一晩寝れば治るので、あまりに数が多くて迎撃困難な場合は、これでやり過ごしましょう。
しかし、やってきた動物の群れが「スカリア病」に感染している場合、一晩寝ても殺人鬼の状態は解除されません。
スカリア病で動物が死ぬまで数日かかるので、ずっと閉じこもっているのは困難。
すでに凶暴状態なので、狂暴化させるベルセルクの超能力などは効果がありません。
まとめて襲いかかられると厳しいので、狭い通路や出入口などに誘き寄せ、少しずつ相手をしましょう。
動物には総じて火が有効です。超能力の空間識失調の波動など、一定範囲に有効な技も効果的です。
スカリア病になった動物は死ぬとすぐ腐敗する場合が多く、肉や革は取れない場合が多いです。
なお、スカリア病は治療可能です。方法については こちら で解説しています。
虫の出現
コロニー内の、元は岩山だった部屋の中に、急に虫の巣と、巨大な虫の敵「メガスパイダー」などが現れるものです。
コロニー内に現れるので防壁やキルゾーンでは守れません。
深部ドリルマシンで採掘中に、一定確率で現れる場合もあります。
虫は近接攻撃しかできませんが、高めの体力と装甲を持ちます。
ただ、コロニー内は入り組んでいるでしょうから、部屋をうまく使って戦えば撃退はしやすいはず。
虫の巣を倒すと、生でも美味しくて娯楽も上がるインセクトゼリーが手に入ります。
(ただし生食なので2%で腹を壊します)
虫は火に弱いので、出てきた部屋がフローリングなら、すぐ火をつけて閉じ込めておけば、そのまま焼き殺せます。
ドアが木製だと火が付きますが、となりに誰か待機させておけば修理と消火が可能。
ただしこの場合、可燃性の家具やインセクトゼリーもすべて燃えてしまいます。
虫が出てくる部屋は旧バージョンではほぼ決まっていましたが、バージョン1.5ではランダムで、狭い通路に出てくることもあります。
虫は飼い馴らしてペットにすることも可能です。詳しくは こちら をご覧ください。
なお、虫を撃退するとしばらく心情がアップします。
メカノイドクラスター (Royalty)
ダウンロードコンテンツ Royalty で導入された、メカノイドの簡易基地です。
空から基地パーツが降ってきて、瞬時に完成するため、建設期間はありません。
ただ、メカノイドクラスターは最初は休眠状態で、急に襲撃を受けることはありません。
メカノイドクラスターはメカノイドの他に、敵の接近を察知してシステムを起動させるセンサー、一定時間で活動を開始する時限起動装置、援軍を要請するビーコン、遠距離砲撃を防ぐ高角シールド、敵を迎撃する各種タレット(砲台)、さらにメカノイドが格納されたカプセルや、その場でメカノイドの生産を行うアセンブラなどで構成されています。
心情を悪化させたり、毒や雲をまき散らすといった、厄介な装置が付いている場合もあり、休眠していてもずっとほっとく訳にはいきません。
一般的な対処法は、少し離れた位置に壁やバリケードを利用した陣地を作って、そこで戦うこと。
接近しても起動しないタイプなら、周囲にIDEトラップ(地雷)を設置して、銃撃で起爆させることもできます。
一度起動させて撤退し、まずは護衛メカノイドをキルゾーンや有利な地形で迎撃するのも良いです。
メカ系をスタンさせ、シールドも1発で破るEMPランチャーはぜひ用意しておきましょう。
砲撃を防ぐ高角シールドがないなら、迫撃砲を撃ち込むのも有効です。その場合、護衛はコロニーに向かってくるので、キルゾーンで撃退しましょう。
タレット(砲台)の射程は狙撃銃より長いので、アウトレンジ攻撃は無理ですが、互いの射程ギリギリで撃ち合うのは、こちらがカバーに隠れられるなら有利です。
メカノイドの射撃スキルは総じて8なので、長距離の命中率はそれほど高くなく、大型タレットはサイズ補正が200%なので、こちらの射撃はよく当たります。
また、タレットは煙幕の先には撃てません。こちらは煙幕があっても命中率は0.7倍になりますが撃つことは可能なので、一方的に攻撃できます。
大型タレットはすべて間近を攻撃できないので、近接攻撃で破壊するのも良いです。
ただし、タレットはHPが20%以下になると爆発する危険があるので、すぐ逃げられるよう慎重に戦ってください。
メカノイドクラスターはかなり強敵ですが、得られるものは多く、発電機となる変動性パワーコアや、低角シールドの材料となるシールドパックなど、レアなアイテムも得られます。
また、破壊に成功すればしばらく心情がアップします。
ホラックス崇拝者 (Anomaly)
ダウンロードコンテンツ Anomaly で登場する、闇の怪異を崇拝するホラックス教団の襲撃です。
住民を強制転移で誘拐するスキップアブダクションか、フレッシュビーストが出現する穴をランダムに発生させるフレッシュビースト召喚の儀式を行います。
どちらも儀式を始めると、その近辺から動かなくなります。
フレッシュビーストの穴はコロニー内に出てくる可能性が高く、スキップアブダクションはそのままどこかに連れ去られてしまうことはないのですが、転送させられた者は1日ダウンしてしまいます。
そして、ほっとくと再び儀式を始めます。
放置しておくことはできないので、急いで打って出なければなりません。
詠唱者を攻撃することで儀式は止めることができ、そうすれば普通の襲撃と同じになります。
ホラックスの崇拝者たちは軽装で、武器も良くない場合が多いです。
ただ、崇拝者の多くは痛みを軽減する非人間化の特性を持っており、ダメージを軽減するメタルブラッドシーラムなどの Anomaly の薬物を摂取していることもあります。
さらに死亡時に復活する「死を拒むもの」を持つ場合もあり、普通の人間より手強い相手となります。
速く儀式を止めたいところですが、敵が多いなら少数で突っ込むわけにはいないので、まずは集結して部隊を整えましょう。
迫撃砲を撃ち込む手もありますが、詠唱者に当たる確率は低いので、それだけで儀式を止められるとは思わない方が良いです。
普通に野戦をするしかありませんが、少しずつおびき寄せて、各個撃破を狙いましょう。
ただ、沼や水場、岩だらけの場所で儀式を行おうとして失敗し、突っ込んでくることも多いです。
そのときは普通にキルゾーンで迎撃すれば OK です。