労働者を職人にアップグレードすることで、ゲームは新たな局面を迎えます。
安定した発展の時代は終わり、海賊の攻撃が激化、他の勢力から宣戦布告を受ける可能性もあります。
一方で、未知の海域の探検と、全く異なる文化を持つ新世界への進出が始まります。
金策 - 職人の時代の交易
職人の時代に入ってすぐに扱えるようになる、素晴らしい交易品があります。
それは…… 砂!
なに言ってんの? と思われそうですが、海岸に建てられる砂採取場で得られる「けい砂」は、$100 で売却できます。
売る相手は誰でも良いので、港で売却設定しても、アーチボルド卿の港に運んでも良いです。
しかも施設に必要な人員は労働者25人と少なく、簡単に作れます。
ただ、海岸は限られているうえに、港湾施設や漁場など、他にもいろいろと建てなければならないものがあります。
砂採取場だけで埋めてしまうことはできません。
漁場など一部の海岸施設は海上にも設置できるので、これで砂浜を空けましょう。
漁場は倉庫への輸送ができないと機能しませんが、道(桟橋)も海上に作れるので、以下のようにすることで対処できます。
けい砂を加工して作るガラスも $180 で売れるので、職人に余裕ができたらこちらを大量生産するのも良いです。
港湾施設での国外貿易(要シーズンパス3)でも有用な品です。
ガラスを加工して作る窓は、生産に時間がかかるため交易品としては不向きですが、木材やレンガと同じ建材で、ここからの開発には不可欠です。
まずは砂をたくさん採って収入を確保し、ガラスと窓の工場を作ってから、缶詰やミシンの生産を目指しましょう。
ミシンの作成が可能になると、炭鉱を作れるようになります。
作れる場所が限られていますが、木炭窯より生産力があり、場所を取りません。
また、ミシンはアーチボルド卿が $500 以上で買ってくれるので、これも儲かります。
なお、職人はマーケット、パブ、魚、作業着、シュナップスを必要としません。
職人を増やしてもジャガイモ畑や仕立て屋を増やす必要はなく、市場やパブが近くになくても良いので、郊外に引っ越しさせる手もあります。
ただし、学校と教会は必要です。
金策 - ライオンの大地へ(行かない)
これはシーズンパス2(ライオンの大地)を導入している場合の話で、ANNO1800本体だけでは利用できないのですが……
職人が100人ほどになると、アフリカ風の新海域への航路を開拓する探検航海が提案されます。
これはアドベンチャーゲーム(ゲームブック)のようになっていて、船をひとつ派遣し、定期的に出てくる選択肢を選んで進めていきます。
ただ、ここで注目なのは新海域ではなく、道中の探検。
選択によって、有用だったり、激レアだったり、高値で売れたりするアイテムやお宝を、繰り返しゲットすることができます。
取るものを取って引き返すのを繰り返せば、この時代のかなり有用な金策となります。
しかし成功させるには出航前の準備が必要です。
外交や狩り、信仰や部隊のステータスがアップするアイテムを船に積み、選択の成功率を高めておく必要があります。
派遣する船はフリゲート以上にしたいところ。
とりあえず、アーチボルト卿の港で外交が上がる書状を購入しておきましょう。
王家免責状、王家私掠免許、免責状といったアイテムは $10000 と比較的安く、王家免責状は40、免責状と王家私掠免許は30も外交がアップします。
売り出されていないか定期的にチェックしてください。
必要スキルを満たすことで士気も増加する
まずは外交アップの書状を用意しておくこと
以下はライオンの大地の探検中の、各停泊地での行動アドバイスです。
オリスポ
ここで得られるものはない。ただ、酒場での一夜は士気を回復させてくれる。
取引は成功確実になるまで物資を提示しよう。
回復を活かすなら市場の後で来るべきだ。ケンカは売らないこと。
市場
外交が高ければ、案内役を探して家族を説得することでラザク教授を得られる。
売ると$8万もの大金をゲットできる!
まずはそのお金で信仰や狩りが上がる人材を刑務所で調達しよう。
古代迷宮
角付きの扉を通るのが最深部への近道だ。暗闇ではマッチを擦る。そして恐れないこと。
メインアイテムのゲットは比較的簡単で、能力がなくてもたどり着ける。
クロコダイル・デルタ
まずは女性学者の協力を得る必要がある。
神殿探しはステータスと運次第。信仰を信じるか、学者と狩りスキルに頼る。
海とは砂漠のこと。ヒエログリフは波を。奪うようなことはしないように。
「今あるお宝が大事」を選べば、別の展示品を持ち帰れる。
アイテムとしては女性学者自身が一番役に立つので、協力を得たらすぐに帰るのも手。
キュリスマ運河
単なる中継点。能力チェックに成功すれば回復するが、失敗しても通過可能。
サバンナ
岩山に登るとライオンが。撃たずに威嚇する。部隊と工芸が必要。
水場にはサイが。突進をかわして捕獲。ただし狩り能力次第。
狩り能力はマダム・カヒナが売っている飼い犬が、安くて狩り+20なのでお勧め。
サイは部隊+20なので、サイをゲットしてからライオンに挑むのも良い。
動物園の目玉となるが、売ればサイは$18万、ライオンは$20万もの大金になる。
聖都
信仰か狩りの能力が高くないと聖都への到達は困難だ。
聖都の寺院で無事に祈りを捧げられれば、男に付いていき、どこで言語を学んだのか聞くことで翻訳家を得られる。
船に装備でき、高い外交と信仰を持ち、戦闘も回避できる素晴らしい人物だ。
信仰なしで聖都に着いた場合は、無難に市場に行った方が良いかもしれない。
シレ・アミドス
最終地点付近に現れる停泊地だが、全ての停泊地に立ち寄っていないと出てこない模様。
来るのは難しいが、到達できれば宝の獲得は容易だ。
この地の正体はエンベサで明らかになるだろう。
エンベサの岬
ここをクリアすると探検は終了となり、再び来ることはできなくなる。
もう十分だと判断するまでは、途中で引き返そう。
エンベサの岬をクリアしない限り、探検は何度でも行えます。
ただし、エンベサ(ライオンの大地)にはライバルも進出します。
あまりに到達を引き伸ばし過ぎると、他のライバルがエンベサの島々を支配してしまい、必要な島が残っていないということもあり得ます。
一通りのお宝をゲットしたら、遅すぎないタイミングでエンベサに乗り込みましょう。
ただ、初心者の方はいっそ、エンベサを無視する手もあります……
最初の世界が発展途上の段階で、さらにエンベサの開発も並行してやるのは混乱を招きます。
加えて、新世界(カリブ海風の世界)にも進出することになるため、初心者には負担が大きいです。
エンベサは追加ダウンロードコンテンツなので、到達しなくてもゲームは進められます。
エンベサの世界の詳細については こちらのページ をご覧ください。
海戦 - 軍艦と砲台
ここまで戦いを避けていても、この時代になると宣戦布告を受ける可能性があり、海賊とも強制的に遭遇することになります。
港(交易所)には沿岸砲がひとつ備え付けられていますが、これだけでは守れません。
海運の安全の確保のためにも、軍艦と砲台、そのための武器の生産が必要です。
まずは砲台で守りを固めましょう。
後方の拠点より前線の島を守るのが先決。
砲台には機銃と砲塔がありますが、機銃は連射できる反面、威力は乏しく、射程も短め。
ただ、相手の速度を遅くできる補助効果があります。
武器5、レンガ10と木材で作れ、鉄骨が不要なのも利点。
砲塔は主力の沿岸砲で、長射程、威力もあり、軍船より高い耐久力を持ちます。
ただ、建設に武器10、レンガ10、さらに鉄骨8が必要になります。
射程は長すぎて確認しづらいですが、視点を水平にする(マウス中央ボタン長押しのままドラッグする)と確認しやすくなります。
両方がひとつずつあればとりあえず安心。機銃だけだと攻められます。
大群で攻められない限り沿岸砲が有利
相手の砲台の射程には十分注意を
軍船は、ガンボートでは頼りになりません。
この船は船首に大砲が付いていて、逃げる敵を追いかけながら攻撃できる海賊行為に向いた船ですが、フリゲート以上の軍船に対しては逃げるしかありません。
ただ維持費が安いので($25)、徒党を組んで戦うには良いです。
フリゲートは移動・攻撃・耐久のバランスが良い万能艦。
まずはこの船を増やすべきですが、戦列艦が相手だと2対1でも負けます。
これ以上の船は職人の数が750人にならないと生産できません。
クリッパーは大積載+高速の交易船で、遠距離輸送に向きますが、武装はなし。
戦列艦は最後までこのゲームの主力になる軍艦です。
武器を30も使うのが厳しいですが、相手が戦列艦なら、こちらも戦列艦でないと対抗できません。
ただし大型艦は維持費が厳しく、フリゲートは $100、クリッパーは $175、戦列艦は $250 も必要です。
収支を気にせず軍拡していると大赤字になるので注意して下さい。
まずは戦列艦を作れるまで職人を増やす。大艦隊の建造には影響力も必要
戦いの後には戦利品が。他の勢力の戦場に向かい落ちてる宝をネコババする手も
旗艦はこれらとは違う、特殊な船です。生産はできません。
耐久力はフリゲートと同程度ですが、攻撃力はそれ以上、さらに高い速力と旋回力を持ちます。
もしやられても、完全に失われるわけではありません。
アーチボルド卿(新世界ではイザベル)がすぐに次の旗艦を融通してくれて、$5000 で購入できます。
割と安いので、旗艦が潰されても落ち込む必要はありません。
単独で海戦するときは、相手の前か後ろに回り込みましょう。
ガンボート以外の帆船は前後に撃てないので、そこに入り続ければ一方的に攻撃できます。
特に旗艦で戦うときに有用。
待ち伏せするときも相手の正面で、船を横向きにして待ち構える、いわゆるT字戦法で戦います。
もし敵の攻撃を受けても、味方の沿岸砲の射程内まで逃げればかなり有利に戦えます。
ライバルは基本的に砲台の射程内には不用意に入ってきませんが、それはそれで逃げ切れます。
特定の海上を守る場合、船の行動方針を設定しておきましょう。
敵を見つけたとき、どこまでも追いかけるか、それなりの範囲まで追いかけるか(初期設定)、追いかけずに現在地にとどまるかを指定できます。
ヘタに動くと困る場合が多いので、無理に追わない設定にしておいた方が良いでしょう。
敵の死角にいる時間が長いほど、砲撃される回数は減る。時間も遅くした方が無難
深追いは禁物だが、追撃が得意なガンボートならある程度追いかけてもいいかも
島の武力制圧を狙う場合は、島の沿岸施設に攻撃を加えます。
これにより島の「士気」が下がり、一定値以下になると降伏します。
士気への影響がもっとも大きい建物は港(交易所)なので、これを狙うことになりますが、砲台が多くある場合は港だけの破壊では降伏しません。
港も砲台も軍船より高い耐久力を持つため、攻めるなら相応の数が必要です。
砲台のある港を攻撃するなら3隻以上の戦列艦に加え、おとりの船もあった方が良いでしょう。
クレーンによる修理は戦闘中でも適用され、砲台にも有効なので、クレーンを置いておくと守りが硬くなります。
ただし、ひとつのクレーンで修理できる対象はひとつだけです。
なお、船も砲台も建造数が一定数を超えると影響力を消費するようになります。
島が降伏した場合、攻撃側は占領(施設は全て破壊される)か、分け前を要求(その島の株式を全取得、株式については後述)かを選べます。
そして島は30分、誰の攻撃も受けなくなります。
戦いを続けていると、相手が一時停戦や和平の提案を出してくることがあります。
ただし「要求」に金銭があったら要注意。応じると、その金額を取られてしまいます。
つまりこれは和平提案というより「これ以上戦いたくないなら金を払え」という脅しです。
ゲーム中盤に支払うには厳しい金額を提示してくることが多く、気軽に応じてしまうと破産しかねないので注意して下さい。
新世界
職人は数が増えると、ラム酒や毛皮のコートを要求するようになります。
しかしラム酒は最初の海域(旧世界)では材料も加工もできません。
また、毛皮のコートには綿布が必要で、これも最初の世界では産出できません。
おまけに毛皮のコートは必需品であり、手に入れなければ住民のアップグレードを行えません。
よってこの段階になると、これらを産出できる新世界への到達が必要になります。
キャンペーンの場合、ストーリーを進めないと進出できないので、まずはイベントをこなしましょう。
新世界に至るには航路探検が必要です。
このときに派遣する船はそのまま新海域に現れます。
新海域では(キャンペーンなら)島をひとつ無条件で貰えますが、それだけでは足りないでしょうから、他の島を確保するための鉄骨と木材をあらかじめ積んでおくのをお勧めします。
(スタンダードゲームの場合、新世界に到達すると木材と鉄骨を満載したクリッパーを貰えるので、これで島の確保を行えます)
当面、新世界で必要なものはラム酒のための
できれば今後のために や のある島も確保しておきたいところ。
ただ、シーズンパス4を導入しているなら(綿花以外は)大農場でも栽培できます。
新世界にはライバルもどんどん進出してきます。
難易度「ノーマル」なら来るのは遅く、あわてる必要はありませんが、ライバルが★3の場合、ほとんどの島がすでに取られている可能性もあります。
海賊もいますので、早めに武器とレンガを持ってきて島の防備を急いでください。
新世界は砲塔の建設に必要な資材が異なり、鉄骨は不要ですが、レンガが40も必要です。
海域間での船の移動は、船をクリックして地球マークのボタンを押して下さい。
新世界はカリブ海風でトロピカル
イベントで火事になるので消防署を早めに
このボタンで海域間を行き来する
端まで移動するので敵勢力に注意
新世界では建物も要求される物資も異なりますが、基本的な進め方は変わりません。
まずはマーケットと数件の民家を建て、木材の調達から開始。
民家は木材1つで建てられますが、木こりや製材所の必要人数は旧世界の2倍です。
主食は揚げバナナで、漁港に加えてバナナ農園とフライドバナナキッチンが必要。
いきなり3つもの施設を要求されますが、いままでの応用でやれるはず。
フライドバナナキッチンはよく火事になるので消防署を近くに置いておきましょう。
衣類のポンチョは、作業着と要領は同じ。
ラム酒を作れるようになったら多めに生産を行い、余剰分はどんどん旧世界に輸出します。
なお、新世界は倉庫の維持費が安いので、混雑していて建材があるなら、すぐにアップグレードして構いません。
海域間の輸送は、普通の輸送ルートの作成と変わりません。
輸送ルート作成の画面に世界の切り替えボタンが加わっています。
交易ルートを作成後、どこから海域を離脱するか指示できるようになるので、安全な場所から出るようにしてください。
海域間輸送にどれだけ時間がかかり、どれだけの物資や施設を用意すれば良いのかですが……
船のスピードや海域内での移動によって変わりますが、クリッパーで輸送する場合、およそ片道15分、往復30分となります。
ラム酒と綿布は30秒で1つ生産されるので、30分だと施設1つで60用意できることになります。
施設が2つあれば120、3つあれば180。クリッパーの最大積載量は200(50x4スロット)なので、この辺りが目安になります。
(ただしラム酒は現地で消費される分を考慮して下さい)
毛皮のコートの関連施設は、綿花農場2、紡績工場1、狩猟小屋2、毛皮商1で1セットです。
生産施設の比率については加工品フローチャートのページも参考にして下さい。
もし毛皮を取れる島をまだ確保していない場合…… 毛皮はアイテム(種)では対応できないので、毛皮がある島に進出しなければなりません。必要なら武力で。
ただ、シーズンパス3があれば、港湾地区の国外貿易でも毛皮やコートを輸入できます。
これについては別のページで解説しています。
なお、シーズンパス1を導入しているなら北極圏でも毛皮を得られますが、技師の時代に到達する必要があるため、職人のアップグレードには使えません。
新世界の住民は、最初は日雇い労働者、アップグレードで単純労働者となり、この2段階で終わりです。
(シーズンパス4 があれば3段階目のアルティスタが追加されます)
旧世界の住人のように多くの段階があるわけではありません。
株式と敵対的買収
株式についてはゲーム中で全く説明されないので、解りづらい部分です。
ただ、この辺りから頻繁に株のやり取りがされるようになります。
株式売買は上部に表示されている島の名前の右側、5等分された円をクリックすることで行えます。
新世界やエンベサ(ライオンの大地)、北極の島も対象です。
島の株式は5つに分割されており、資金と影響力を使って購入することができます。
必要な金額は島の発展度に応じており、影響力の消費は常に10。
株を持っておくことで、その島の収益の一部を受け取れます。
一度取引すると、同じ島の株は10分間、売買できません。
株式購入で友好度が下がるライバルもいるので注意して下さい。
一応、発展してから売ることで売却益を得られますが、買った株は買い戻される場合が多いので、発展するまで待てない場合がほとんどです。
自分の島の株が買われたときも、資金があればすぐ買い戻せます。買い戻しに影響力は消費しません。
また、株を売却するか買い戻されると影響力は戻ってきます。
そして島のすべての株を買い占めると、敵対的買収で島を乗っ取ることができます。
この時も最後の株を買ってから10分間の経過が必要で、大きめの資金と影響力も必要です。
ただ、買収が完了すれば影響力はすべて戻ってきます。
買収は武力による占領と同じで、島の施設は港(交易所)以外、すべて破壊されます。
そして友好度が大きく低下するため、敵対するつもりの相手でないと危険です。
なお、貿易協定や同盟を結んでいる相手の島の株は買えません。
武力攻撃で相手の島を降伏させ、「分け前を要求」した場合も全ての株を取得できます。
このときもその株式の分の影響力は消費されるので注意して下さい。
影響力を減らしたくない場合は、その場で株を売ってしまうのがお勧めです。
自ら株を売ると、ライバルに売るのではなく、本国(女王)に売ることになります。
売却益を得られ、影響力を取り戻せ、相手の経済力は奪われたままとなります。
武力攻撃で占領せず、分け前を要求するのは、この方法で相手を弱体化させつつ金銭収入を得るのが目的となります。
影響力ボーナス
影響力ボーナスは文字通り、特定の分野に費やした影響力によって得られるボーナスです。
画面左上の影響力表示をクリックし、さらに下部の矢印ボタンで画面を切り替えると表示されます。
影響力ボーナスは6つの項目に分かれており、取得方法と効果は以下の通りです。
新聞にプロパガンダを掲載することで増加し、プロパガンダの効果が上がる。
ただしプロパガンダの効果と影響力の消費は次の新聞が発行されるとクリアされるため、影響力ボーナスも一時的なものである。
交易船(戦闘力のない船)の所持と、チャータールートの利用で上がる。
すべての船の移動力がアップする。
だが、交易船は影響力消費が少ないので、なかなか上がらない。
軍艦の所持、沿岸砲台と修理クレーンの建設による影響力の消費で上がる。
すべての攻撃速度がアップする。守りを固めていれば自然に増える。
アイテムを設置する施設(労働組合、市庁舎、ハーバーマスターの事務所)の建設で上がる。
すべての施設の維持費が下がる。収入が厳しいときは労働組合を建て、これを狙うのも手。
動物園、博物館、植物園の展示場に費やされた影響力によって上がる。
すべての島の魅力がアップする。これにより観光客が増えるので収入が上がる。
動物園と博物館は10、植物園は20まで影響力消費なしで展示場を作れるので、ボーナスの条件に関わるのはそれ以上になってから。
島の取得、一般停泊地(観光用の港)の建設、株式の取得で上がる。
すべての島の各住民の人口が増加する。これにより家がなくてもある程度の施設を稼働させられる。
島を取るときに消費する影響力は島の大きさによって異なり、大きい島は30以上消費する。小さい島は1桁しか消費しない。
ただし60消費分までは影響力消費なし。
一般停泊地は2つまで影響力消費なしで建てられるので、反映されるのはそれ以上。
拡大による影響力ボーナスはゲームの攻略を変えます。
新しい島に上陸した場合、マーケットと民家を配置して、木こり小屋と製材所で働く人を確保する必要がありますが、拡大ボーナスがあると最初から50人の人員がいる状態となるので、もう家とマーケットなしで木材を得られるようになります。
ただし、拡大の影響力ボーナスは北極圏やエンベサ(ライオンの大地)には適用されません。
観光産業と収集品
職人の時代の中期から「一般停泊地」を作って観光客を呼べるようになります。
資金$25000、鉄骨や窓も必要ですが、観光客の数に応じて観光収入を得られ、新たな財源となります。
(新世界の一般停泊地は木材とレンガだけで建てられ、価格も安いです)
観光客の数は島の魅力度に比例し、単純に魅力度100なら観光客100人。
そして観光客1人で収入は$3.6、100人なら$360。
ただし一般停泊地は維持費が $400 なので、観光客(魅力)が約110以上でないと赤字となります。
(新世界の一般停泊地は維持費 $250)
一般停泊地を作れば客船も登場。運航は自動
魅力度の数値をクリックで詳細を確認可能
魅力度を高める一番の方法は、動物園や博物館を作り、収集品の展示を行うこと。
展示品は NPC の港で買うこともできますが、一番の手段は探検航海。
魅力度30の宝物を展示すれば 3.6x30 で、約$100の収入アップということになります。
多くの収集品が集まれば、かなりの収益となります。
そして何より、オリの中をライオンやクマが闊歩し、池の中をシャチが泳ぐなど、見た目が楽しく、島が華やかになります。
博物館も大型の展示品は固有のグラフィックを持ちます。
ただし、展示場の建設には影響力が必要になります。
最初の10個までは影響力を消費せずに設置できますが、以後は1つ10の影響力が要るため、展示品がたくさんあっても好きなだけ展示できるわけではありません。
消費した影響力は他の建物と同じく、展示場を撤去すれば回収できます。
シーズンパス1が導入されていれば植物の展示品も登場しますが、植物園を作れるのはもっと先の話(技師の時代の終盤)です。
なお、植物園は展示場を20まで影響力消費なしで建てられます。
資金があるなら相応に魅力のある島には一般停泊地を作り、観光客を呼んでおきましょう。
発展していなくても自然が観光資源となります。
鉄工所や木炭窯などの公害を出す施設、豚小屋や食肉加工場などの美観を損ねる施設は魅力度に悪影響を及ぼしますが、ある程度は仕方ないですね。
シーズンパス3が導入されていれば観光の拡張が可能になり、ホテル、レストラン、飲食店のメニュー開発が可能になりますが、これについては 別のページ で解説しています。