Old World 役職と称号 タイトル

人物の職業(スタイル)一覧

外交官外交官

総督か大使 カリスマ+3

王:全外国評価+60、国家同盟や部族同盟を実行可能

総督:氏族評価+40

国家同盟や部族同盟を締結するには王が外交官でなければならないので、重要な職業。
王が外交官だと全ての他国評価が+60されるので、戦争を避けたいときに有用で安心感がある。
総督としても治める都市の氏族の評価を+40するため、氏族評価が低い時には助かる。
2023年1月のアップデートで、外交官は他の氏族の都市にも就任できるようになったので、ますます便利になった。

もちろん大使にも向いており、カリスマが高ければ外国の評価が高まって戦争を回避しやすくなる。
ただ、部族評価を上げるには勇気、宗教評価を上げるには規律が必要なので、それらを重視するなら大使は司令官の方が良い。

カリスマが大きく増えるので総督にすると都市の都市力が高まるのも重要。
専門家や都市計画の実行が早くなる。
シンボルはハト。能弁家が嫌い。

建築家建築家

総督か大臣 規律+3

王:都市マスの追加が可能、複数の労働者による建設、全労働者の作業時間半減

総督:都市内の労働者の建設時間が-1ターン

王が建築家の時のボーナスがどれも強力。
複数の労働者による建設は、同じ場所に労働者を移動させることで2人なら作業時間1/2、3人なら1/3になる。記念物の建設時に非常に便利。
全労働者の作業時間半減ももちろん強い。

都市マスの追加は、都市建設物の条件を満たしているマス(他の2つの都市マスに接している場所か、都市マスに接している海岸か、都市の中心部のとなり)に石10で都市マスを作れるもので、簡単に都市を拡大でき、そこが国境なら領土も広がる。道路も通る。

王のボーナスと比べると、総督にした時のボーナスはちょっと地味。
ただ、規律が+3されるので都市の収入を増やせるのは良い。
シンボルはアリ。英雄が嫌い。

判事判事

総督か大臣 カリスマと規律+2

王:法律変更コスト100、施設のアップグレード可能、開廷コマンドを利用可能

総督:お金で専門家と都市計画の緊急生産が可能

施設のアップグレードは、例えば演劇系の施設であるオデオンを1つ上の劇場に建て替えられ、劇場は円形劇場に建て替えらえるもの。
もちろん劇場や円形劇場の条件(文化レベル)は満たしていなければならない。
古い施設がなくなるので、土地があるならアップグレードせずに両方建てた方が良い。
アップグレードが有効になるのは土地が足りないときだが、1ターンで改築完了するので早く建てられる利点もある。

開廷は国家の修練度と命令を消費して、国家の都市力を得られるコマンド。
国家の都市力の方が貯まり辛い場合が多いので、足りないときには助かる。
法律変更のコストも100(通常の1/4)で済むので、次の王が判事になりそうなら代替わりしてから法律を制定すると良い。
ただ全般的に、王としての効果は地味だ。

総督にすると専門家と都市計画の緊急生産(即時完成)ができる。
緊急生産をすると不満が上がるが、都市計画の祝祭で下げられるので、お金さえあれば祝祭を緊急生産することで補填できる。
カリスマと規律が+2というのも総督に良い。
シンボルはゾウ。策略家が嫌い。

能弁家能弁家

総督と大使 カリスマ+4、規律-1

王:全宗教評価+40、正統性消費で傭兵を雇用可能、好意的な氏族の都市x2だけ命令増える

総督:不満-1

能弁家の王だと部族兵(砦の外にいるもの)を正統性を消費して味方にできるが、正統性の無駄遣いはデメリットが大きいので避けるべき(5ほど減る)。
また、部族兵はプロモーションができず、将官も就任できないので戦闘力は限られる。
命令が増える効果は、氏族の評価が+200以上必要。
全宗教評価+40は嬉しいが、これも多くの宗教が混在している状況でないと有効とは言えない。
総じて能弁家を王にしても、有利になる状況は限られる。

一方、総督にした時の不満-1は、高難度だと地味に有効。
高難度の内政は不満との戦いなので、-1でも不満を軽減できるのはありがたい。
また、カリスマ補正が高いので、都市の都市力が大きく上がり、専門家や都市計画の実行が早まる点も見逃せない。
シンボルはキツネ。外交官が嫌い。

学者学者

総督とスパイ長 知力+3

王:技術カード引き直しが可能、保管庫のレベルx2だけ科学がアップ、子供の先生になれる

総督:都市計画の探求を実行可能

王にすると技術カードの引き直しができるが、思うほど多用しない。
各都市の保管庫のレベルに応じて科学がアップする効果は、保管庫の登場が中盤以降(形而上学の研究後)なのが難点。
よって王として効果は今一つだが、子供の指導を無料で行えるのは便利ではある。
ただ、そのためには王を総督にせず、手を空けておかなければならない。

学者を総督にすると都市計画の「探求」を実行できるのは注目だ。
完了するとまとまった量の科学を得られ、都市力の高い都市で繰り返し行えば、研究を大幅に促進できる。
素の都市力が十分に高い安全な都市があるのなら、学者を就任させられないか常にチェックしておこう。王でなくても構わない。
シンボルはフクロウ。狂信者が嫌い。

司令官司令官

将官か大使 勇気と規律+2

王:待機中の全軍事ユニットは+10EXP、全歩兵の防御+10%、側方攻撃(挟み撃ち)+50%

将官:同じユニットを隣接させると攻撃と防御+20%

司令官を王にすると軍事ユニットの経験値が自然に増加し始める。
どんどんスキル獲得(プロモーション)できるので、平時には便利だが、行動中の軍事ユニットには効果がない。
王でなくても、就任したユニットの経験値は規律によって徐々に増えていく。

同ユニット隣接での攻撃&防御アップはなかなか便利だが、戦い方次第。
司令官が率いるユニットで戦うときは、常に効果を発揮できるよう気を配ろう。

司令官の王の部隊は側方攻撃(挟み撃ち)が可能だが、都市には無効で、不用意に出ていくと危険なケースもあるので、思うように活用しにくい。
どちらかと言うと防衛戦向けのスキルだ。
活用を考えるなら、機動力があって ZOC を無視できる騎兵ユニットに就任させておきたいが、機動力で戦うユニットは同ユニット隣接のボーナスを得辛いので、ちょっとチグハグ。

司令官は大使に就任することも可能で、勇気(部族評価)と規律(宗教評価)を高める外交役として活用できる。
他国評価を高める必要がない状況なら、こちらを大使にしよう。
シンボルはタカ。戦術家が嫌い。

戦術家戦術家

将官かスパイ長 知恵と規律+2

王:全ユニット視界+2、全遠距離ユニットは敵地以外の森で隠れられる、王はスタン攻撃可能

将官:近接攻撃を受けるとカウンター攻撃を行う

軍事系としてはもっとも重要、かつ気を付けなければならない職業。
カウンター攻撃が強く、近接攻撃を受けると近接攻撃でやり返す。
これは遠距離攻撃ユニットでも、近接攻撃を受けた場合には発動する。
相手の主力が近接ユニットなら、戦術家の部隊を前に出すことで反撃で敵をボコボコにできる。
逆に敵の戦術家がいるユニットに殴りかかるとこちらが痛い目を見るので、できるかぎり遠距離攻撃で対処しなければならない。

王が戦術家の場合、王が率いる部隊はスタン攻撃を行える。
攻撃力は-20%になるが、攻撃した相手が行動不能になるという非常に強力なもので、連続で攻撃すれば死ぬまで固まったままになる。
遠距離攻撃ユニットが中立地域の森で隠れられるようになるのも、忘れがちだが便利だ。

勇気が上がらないので攻撃力だけで比べると見劣りするが、実は強い。
知恵が上がるためクリティカルヒット(2倍ダメージ)も出やすく、スキルでクリティカル率をさらに高めれば会心の一撃を連発する部隊も作れる。
ただ、これは敵も同様なので、敵の戦術家による痛恨の一撃に注意。
規律による経験値の自然増加もあるため、就任させられるなら早めにセットしておこう。
シンボルはタコ。司令官が嫌い。

狂信者狂信者

将官か大臣 勇気+4、知恵-1

王:全ユニットの行動回数(疲労限界)+1、王が信仰する宗教の評価+60、国教の都市では修練度で緊急生産可能、王の部隊で倒した敵が10%の確率で味方になる

将官:(HP2以上なら)致死ダメージを受けてもHP1で耐える

勇気が大きく増えるが知恵が下がるという脳筋系。
狂信なうえに筋肉バカなので忌諱されがちだが、実は強く、特に王としてのボーナスが強力。
全ユニットの行動上限+1で軍勢の機動力が上がり、宗教評価が補填され、修練度による緊急生産で内政でも助かる。

知恵が-1されるが、将官だとマイナスの能力があっても攻撃力が若干下がるだけで、勇気ボーナスによってそれ以上に攻撃力が上がるため相殺される。
敵の寝返り効果は発生確率が低すぎてアテにならないが、一撃が大きいのはやはり強い。

HP1で耐える能力も便利だが、敵が持っているときに注意しなければならない。
敵が狂信者なのを見落としていると「あれ? 与ダメージが妙に低い?」となってしまう。
1発余計に入れないと倒せないのは結構厄介だ。
シンボルはヒツジ。学者が嫌い。

英雄英雄

将官か諜報員 勇気+3

王:敵を倒すごとに修練度+50、略奪で回復、修練度600で攻撃開始を実行可能

将官:中立地帯でも回復可能

王が英雄の場合、敵を倒すと修練度+50と、略奪での回復が、全ユニットに適用される。
王の部隊が実行できる「攻撃開始」は、自身と隣の全部隊の行動終了を解除し、その数だけ命令も増やすという再攻撃コマンド。
もちろん非常に強力だが、修練度600消費はさすがに大きく、ここぞと言うときに使う必殺技だ。

中立地域での回復は、特に蛮族との戦いで便利。
王が英雄なら略奪すれば敵地でも回復できるが、その都市を占領したあとに直す手間がかかる。
敵地を荒らす目的でないなら、敵の領地外に出て回復した方がいい。

勇気が+3されるため、シンプルに攻撃力が上がる将軍として便利。
シンボルはライオン。建築家が嫌い。

策略家策略家

諜報員かスパイ長 知力+4、勇気-1

王:正統性を1消費で命令を買える、戦争中の勢力1つあたり命令+2、斥候兵は常に隠れる、養子縁組が可能、全ての諜報員の生産+20%

総督にも将官にもなれないという特殊な職業。
落とし格子を研究し、スパイ長を任命して、諜報員を活用できるようにしないと役に立たない。
スパイを利用できるのは後半からなので、当面は意味がない存在である。
それどころか、仲が悪いと暗殺やら工作やら、余計なことをしでかすイベントを誘発させる。
後継者候補を策略家にするのは絶対に避けよう。

王にした場合は命令を増やせるが、効果はそれほど大きくなく、正統性の消費も避けるべき。
養子縁組は他の氏族の子を親族にできるものだが、他の後継者候補の心情を悪化させるし、普段は必要ないだろう。
後継者がいないときの切り札になり得るが、 王が策略家でなくても後継者不在でゲームオーバーになりそうなら、養子をもらうイベントが起きる。

スパイが活用できるようになったら、大都市に諜報員を送り込むことで得られる利益は大きいので、それをさらにアップできる王の効果は悪くない。
しかし優先して王にするような職業ではないだろう。
シンボルはクモ。判事が嫌い。

王に与えられる称号一覧

王は行動によって内部的にスコアを獲得し、一定値になると称号を得る。
称号によって正統性がアップし、これにより命令増加(正統性÷10)、氏族評価上昇(正統性と同じだけアップ)などのメリットを獲得できる。
ただし、複数の称号の条件を満たしても、得られるのは一番上位の1つだけ。

代替わりした場合、1代前の王の称号による正統性は半分になる。
2代前は1/3、3代前は1/4というように減っていくが、ある程度は引き継いでいける。
なお、イベントや選択による正統性の増減は、ずっとそのまま引き継ぐ。

称号と獲得条件の一覧は以下の通り。

  • 初期称号
    創始者:最初の王
    新参者:跡継ぎの初期称号
  • 探検系(国/部族と接触+100、キャラバン到着+200、ランドマーク発見+300、ランドマークを最初に発見+400、遺跡発見+200、明らかにしたタイル1つ+1)
    探検家:3000で獲得、正統性30
    豪勇:5000で獲得、正統性50
  • 建設系(施設を建設+100、記念物を建設+2000)
    石屋:1000で獲得、正統性10
    設計者:2000で獲得、正統性20
    傑士:4000で獲得、正統性40
    始祖:6000で獲得、正統性60
  • 開拓系(都市を設立する+1000)
    入植者:2000で獲得、正統性20
    開拓者:4000で獲得、正統性40
  • 人材系(廷臣を加える+1000、専門家を作る/上位専門家に上げる+100)
    野心家:2000で獲得、正統性20
    偉才:4000で獲得、正統性40
    愛されし者:6000で獲得、正統性60
  • 研究系(技術を発見+500)
    有識者:2000で獲得、正統性20
    啓蒙者:4000で獲得、正統性40
    賢人:6000で獲得、正統性60
  • 戦闘系(敵を倒す+200、将軍を倒す+200、敵に倒される-200)
    戦士:1000で獲得、正統性10
    教練官:2000で獲得、正統性20
    勇者:3000で獲得、正統性30
    強大なる者:4000で獲得、正統性40
    勝者:5000で獲得、正統性50
    勇猛なる者:6000で獲得、正統性60
    無敵者:7000で獲得、正統性70
  • 軍備系(軍事ユニット生産+100、プロモーションを実行+100)
    実力者:2000で獲得、正統性20
    用意周到者:3000で獲得、正統性30
  • 対部族系(部族拠点を制圧+500)
    破壊者:2000で獲得、正統性20
    復讐者:4000で獲得、正統性40
    白い死神:6000で獲得、正統性60
  • 占領系(都市を占領+2000、首都を占領+2000)
    征服者:4000で獲得、正統性40
    覇者:6000で獲得、正統性60
  • 奪還系(都市を取り戻す+2000)
    修復者:4000で獲得、正統性40
    解放者:6000で獲得、正統性60
  • 修理系(建物を修理する+200)
    再建者:2000で獲得、正統性20
  • 外交系(平和条約+1000、同盟締結+2000)
    仲裁者:3000で獲得、正統性30
    和平調停者:5000で獲得、正統性50
  • 宗教系(宗教創始+1500、都市に広める+200、神学確立+1000)
    信者:2000で獲得、正統性20
    聖者:4000で獲得、正統性40
  • 統治年数系(1年で+100)
    古参:4000で獲得、正統性40
    最古参:5000で獲得、正統性50
  • 総合系(ここまでのすべてのスコアの合計)
    優良者:40000で獲得、正統性40
    優秀者:50000で獲得、正統性50
    強者:60000で獲得、正統性60
    高貴なる者:70000で獲得、正統性70
    栄誉ある者:80000で獲得、正統性80
    崇高なる者:90000で獲得、正統性90
    偉大なる者:100000で獲得、正統性100
  • 残念系(都市を失う+2000、ユニットを失う+200、都市を占領/奪還する-2000、軍事ユニット/将官を倒す-200)
    不運者:2000で獲得、正統性-20
    未熟者:4000で獲得、正統性-40
    弱者:6000で獲得、正統性-60
    悪者:8000で獲得、正統性-80
    愚者:10000で獲得、正統性-100