スターデューバレー 1年攻略 春

開始時の設定(1年目の完全保証)

初年度での公民館の再建を目指す場合、ゲーム開始時に必ずやっておかなければならない設定がある。

主人公や牧場の名前を決める画面でオプションボタン(スパナマークのボタン)を押し、高度なゲームオプションを表示、そこにある「1年目の完全保証」という部分にチェックマークを入れておかなければならない。

1年目の完全保証

公民館を再建するには様々な品物を納品する必要があるが、そのひとつである「赤キャベツ」は2年目にならないと、普通のお店では販売されない。
1年目に手に入れるには、ランダムに品物を販売する「行商人」から買うしかないが、ランダムであるため、運が悪いとまったく販売されないことがある。
つまり、1年目で公民館を再建できるかは運次第になってしまう。

しかしバージョン1.5から導入された「1年目の完全保証」にチェックが入っていれば、1年目に行商人が必ず赤キャベツのタネを販売する。
よってその機会を逃さなければ実力で初年度のうちに納品の達成を行えることが、ほぼ保証される。

なお、「公民館バンドル」という項目にはノーマルとリミックスがあるが、リミックスにすると納品するアイテムの種類がランダムに変化する。
簡単になる場合が多いようだが、厄介なアイテムを含むバンドルが出てくることもあって予想が付かないので、まずはノーマルでプレイして、リミックスに挑むのは慣れてからにしよう。

なお、本サイトの攻略は、チート、バグ利用、MOD使用、乱数調整、シード値固定といった、非正規のプレイは行わないものとする。
あくまで普通のプレイによる攻略だ。

序盤の方針と行商人

1年以内に公民館バンドルの達成を目指す場合でも、序盤のプレイスタイルはほとんど変わらない。
無理に最適化・効率化されたプレイをしなければならないわけではない。

とりあえず、荒れ放題の牧場を開拓して小さな畑を作り、もらったパースニップの種を植えて毎朝水をやり、合間の時間で釣りや鉱山などに赴こう。
木や石などの資材は、木材50で箱を作って設置し、その中に放り込んでおく。

開始時の農場

最初はひどい有様だが、まだスタミナが少ないので必要なところだけ片づけよう

赤いバックパック

まずは作物を増やそう。そして2000G貯めて、赤いバックパックを買うのが最初の目標

ただし、注意しなければならない点はいくつかある。
まずは前述した通り、行商人が赤キャベツのタネを売っているのを見逃さないこと。

行商人は金曜日と日曜日に、南の森(シンダーサップの森)の北西付近にいる。
よって金曜日と日曜日は忘れずに品ぞろえをチェックし、赤キャベツがないか確認しなければならない。
売っていたのにすっぽかしたのでは話にならない。

行商人は早朝から営業しているので、金曜と日曜は朝一番で向かってもいい。

スターデューバレーの行商人

赤キャベツは夏の野菜なので、1年目の完全保証があれば春か夏には売られるはず。価格は1000Gほど。
タネの入手が秋以降になった場合は温室が必要になるが…… 初年度に公民館バンドルを達成するということは、温室も冬までには修復できるので、そこは心配ない。

赤キャベツ以外にも、トリュフを買えればデラックス家畜小屋を初年度に建てなくて済み、ウサギの足を買えればデラックス鳥小屋も必要なくなる。
魚釣りが苦手な人は、ハリセンボンを買えれば釣りレベルを早急に上げなくても良くなる。

序盤は色々とお金が要り用だが、これらは買えるならぜひ買っておきたい。
よって赤キャベツの入手後も、当面は行商人のチェックを欠かさないようにしよう。
ただし本サイトの攻略は、運まかせにはしない前提なので、赤キャベツ以外は行商人から買えないものと考えて進めていく。

なお、行商人が売っている「珍しいタネ」が気になると思うが、育てるのに24日もかかる。
収穫した実(スイートジェムベリー)を秘密の森の彫像に持っていくとエナジー最大値が上がるスタードロップを得られるが、今の時点では無理に必要ない。

以下、忘れがちな一般のお店の営業日も一通り書いておく。

  • マーニーの牧場は朝9時開店、午後4時閉店だが、月火は休み
  • 大工屋は朝9時から午後5時までだが火曜は休み。金曜も午後4時に閉まる。
  • ピエール商店は朝9時から午後5時まで。水曜は休みなので、その日にどうしても店を利用したい場合は Joja マートに行くこと。
  • 釣具店は朝9時から午後5時。土曜は雨以外休み。
  • 鍛冶屋は朝9時から午後4時まで。(当面は)年中無休。

なお、うねうねしている地面をクワで掘ると発掘品や粘土などが出てくるが、バージョン1.6で新しいうねうねが登場した。

うねうね(ちんあなご)  うねうね(草)

右の草のような新うねうねは、掘るとニンジンやブロッコリーなどの新作物のタネが出てくる。
店では買えないタネだが、貴重品と言うほどではないので、すぐ植えて活用しよう。

また、同じくバージョン1.6で、経験値が増えたり特殊能力を身に着く「本」が出るようになった。
これは伐採や釣りなど様々な方法で出現し、掲げて使用ボタンを押せば読むことができる。

スターデューバレーの本

本は消費アイテム。たまにアイテム入手量が増えるといった、嬉しい特技の本も

本屋(Ver1.6)

特定の日に気球に乗った本屋が訪れる。場所は Joja マートの裏。値段は高い……

パースニップの栽培

春の作物のバンドルのため、とりあえずパースニップ、サヤエンドウ、カリフラワー、ジャガイモを1つずつ収穫し、公民館に納品しておこう。

そして一通りの作物を収穫したら、木の伐採で得られる樹液を使って「きほんの肥料」を作り、それを畑にまいてから、パースニップを集中的に植えていく。
基本の肥料の作成には農業レベルが1必要だが、最初の収穫が終われば上がっているはずだ。

パースニップに集中するのは「高品質な作物」のバンドルの達成に必要なためだ。

高品質な作物バンドル

これは春のパースニップ、夏のメロン、秋のカボチャ、夏&秋のトウモロコシの、ゴールド品質のものが5つ必要になる。
納品するのは3種で良いが、メロンは生育に時間がかかり、夏の間に2回しか収穫できないため、運が悪いとゴールドが5つそろわない可能性がある。

品質には農業レベルと肥料が影響し、この時点ではレベルが低いのでパースニップもゴールドを出しにくいのだが、4日で育つうえにタネが安いので、大量に植えて数で勝負できる。
ゴールド品質のパースニップを5つを用意できれば、メロンで失敗してもリカバーできるので、初年度での達成がかなりやりやすくなる。
パースニップとメロン、両方で失敗したら初年度達成はアウトだ。

なお、ゴールド品質のカリフラワーを収穫できたら、1つ持っておくといい。
あとでお祭りで役立つかもしれない。
カリフラワーはジョディ(町の左下にある住居の住人)もクエストで1つ要求する。

釣りについて

釣りは公民館バンドルの達成に絶対に必要となる。
苦手な人も多いと思うが、現バージョンでは序盤にかかる魚は簡単に釣れるものばかりになっているので、レベル上げは以前よりラクになっている。

それでも難しいという人は、釣具店で「練習用の釣り竿」を買ってみよう。
練習用の釣り竿だと上位の魚や高品質の魚を釣ることはできないが、釣りのときの緑のバーが大きくなるので、とても釣りやすくなる。
ただし公民館バンドルを達成するには上位の魚を釣る必要があるため、レベルが上がったら練習用の竿は卒業すること。

スターデューバレーの釣り
※公民館の再建に釣りは必須。投げるときに方向キーを押すと投げ込む位置を少し調整できる。

岸から離れた位置(歩ける範囲から遠い位置)に投げ込むほど魚がかかりやすくなり、品質も良くなるので、できるだけ遠くに投げること。
かかったあとは、ボタンを長押しするのではなく、短く何度も連打しながらバーの位置を調整しよう。

春の時点で、絶対に釣っておかなければならない魚はいない。
ただ、以下の魚は春に釣ることができて、公民館に納品できる。
日中は朝から午後7時まで、夜は午後6時以降を意味する。

  • 晴れた日中の川:ブルーギル
  • 雨の川:ナマズ、アロサ
  • 夜の川:ブリーム
  • 日中の山の池:ブラックバス
  • 山の池でいつでも:コイ、ブルヘッド
  • 川か山の池でいつでも:チャブ
  • 日中の海:イワシ
  • 雨の海、午後4時以降:ウナギ

ただし、ナマズやウナギはかなり高難度で、この時点で釣るのは辛い。
秋にも釣れるので無理をする必要はない。

ナマズ
公式Wiki にはナマズやアロサが釣れるのは午前中という表記があるが、アップデートで変わったのか、今は一日中釣れる。

この中で低レベルでも勝負できるのはイワシ、コイ、ブルーギルぐらいだろうか。
高難度の魚と勝負するなら、釣りレベルが2になると販売されるファイバーグラスの釣り竿を1800Gで買い、釣り餌を付けて挑みたい。

いずれにせよ、夏に「ハリセンボン」という強敵を釣りあげる必要があるので、それまでに十分レベルを上げておきたい。

なお、バージョン1.6から「川クラゲ」や「海クラゲ」といったものが釣れるようになった。
これはエナジー+75の優秀な食料なので、疲れた時のおやつにしよう。

ただし、あとで魚の燻製器(バージョン1.6で追加された新設備)の材料となるので、いくつか残しておきたい。
海草や緑の藻も、あとで建設や料理の材料となるので投げ売りせずに保管しておくこと。

鉱山ダンジョンでの行動

釣りと並行して、鉱山ダンジョンの攻略も進めていく必要がある。
ダンジョンで敵がアイテムを落とす確率や、はしごが見つかる確率などは「幸運」が影響するので、朝にテレビを見て、運勢が悪くない日に挑みたい。

公民館を再建するには地下80階以下まで潜る必要があるが、この時点では30~40階辺りまで行ければ良いだろう。
むしろ、20階~30階を往復して虫系の敵を倒し、釣り餌の材料となる「虫の肉」を集めておきたい。

そして、虫の討伐数が80に達すると、冒険者ギルドで「昆虫の大アゴ」という剣を貰うことができる。
(バージョン1.5の場合、必要討伐数は125)

鉱山ダンジョン

30~39階は暗いのでさっさと走り抜けたい
松明はつるはしで叩くと持っていける

昆虫の大アゴ

振っても楽しくないらしいが、とっても強力
攻撃速度も重要な要素だ

昆虫の大アゴはバージョン1.6で強化されており、この時点では十分な強さだ。
鉱山の洞窟はこれでラスト(120階)まで行ける。

バージョン1.5だとダメージが10~20しかないので、ちょっと微妙。
途中で手に入る、遅くても威力のある武器を使った方が良いだろう。
90階まで到達すれば強力な「黒曜石の剣」が手に入る。

鉱山でもうひとつ重要なことは、鉱石だけでなく「石」も集めること。
1年以内に公民館バンドルを達成したい場合、家畜小屋と鳥小屋の建設&拡張のため、短期間に大量の石が必要になる。

よって銅鉱石や鉄鉱石だけでなく、石が10個でてくる大きな岩も欠かさず砕きに行こう。
タイミングの良い時につるはしもアップグレードしておきたい。

家畜小屋

鳥小屋建設に石100、家畜小屋は150必要
アップグレードにも、さらにサイロにも要る

大岩を砕く

石がどうしても足りない時は、浅い階の往復、もしくは1階を出入りして大岩を狙う

エナジー補給は、後述するサーモンベリーやマッシュルームを食べるのが良いだろう。

バージョン1.6の重要な変更

やや気付きにくいが、利便性を大きく向上させる変更がバージョン1.6でいくつか行われている。

まず、大工屋で「大きな箱」のレシピを5000Gで購入できるようになった。
2倍の収納力を持ち、既存の箱と入れ替えて設置することができる。
隣の箱の中身を材料に使える作業台(2000Gで購入)と併用すれば、作成も非常にやりやすくなるので覚えておこう。

また、中身のある箱は斧やツルハシで2回叩くと動かせるようになった。
もう箱の位置を変えるのに、中身を全部取り出す必要はない。

大きな石の箱も導入されているが、こちらは秋から請けられるロビンの特別依頼「石を1000個集める」を達成して石の箱のレシピを入手したあと、ドワーフから購入しなければならない。
よって利用できるのはしばらく先になる。

大きな箱

普通の箱は36枠だが、大きな箱は70枠!
すごく余裕をもって収納できるようになる

箱を動かす

地味に嬉しい変更。叩くと箱がぴょんと動く
中身がない場合は普通の撤去になる

そしてバージョン1.6からなんと、家の移動が可能になった。
方法は普通の施設移動と変わらない。
大工屋で「牧場施設を建設」を選び、右下に並んでいるアイコンから「建物を移動」を選択、カーソルで家を指定するだけ。

費用は必要なく、空きスペースがある任意の場所に瞬時に移設させられる。
温室が修復されたあとは、温室の移設も行える。(こちらはバージョン1.5でも可能)

家の移動

家をどこでも移動可能に
特殊な土地があるマップで特に有用だ

温室の移動

家の側に温室を持ってくることもできる
出荷箱も移動可能だ

柔軟なレイアウトが可能になったので、使いやすい配置を考えてみると良いだろう。
バスやトロッコを利用できるまで、南の出口の近くに家を置く、という方法も取れる。

なお、家と温室の形は以下のようになっている。変則的なので注意。

家と温室のサイズ

春のイベントと夏前にやること

春に行われるイベントは以下の通りだ。

  • 13日:エッグフェスティバル
  • 15~18日:サーモンベリーの季節
  • 24日:フラワーダンス

これ以外に(バージョン1.6なら)15~17日に砂漠でフェスティバルが開催されるが、初年度のこの時点で砂漠に行くことは普通できないので、関係はない。

スターデューバレー フラワーダンス

イベントをスルーしないといけないほど必死になる必要はない。ゲームを楽しんでいこう

サーモンベリーのニュース

サーモンベリーの季節は番組で教えてくれる
テレビは毎日確認を

重要なのは15~18日に茂みから採集できるサーモンベリーで、当面のエナジー補給用の食料になる。
売っても1つ5$にしかならないので、自分で食べよう。

エッグフェスティバルでは、この時しか買えないイチゴのタネを売っている。
イチゴは継続して収穫できて売値も良いが、初年度の春だと最速で植えても春の終わりまでに2回しか収穫できないので今ひとつ。
1年目は無理に買い集める必要はない。

序盤のイベントとして、ロビンの斧探しを頼まれるが、これは以下の場所に落ちている。

ロビンの斧

ロビンの斧は南の森(シンダーサップの森)の南東、下水の近くにある

虹と宝物

Ver1.6で雨上がりの滝に虹が
そして春の17日、この場所に金貨が……

春の終わりに、牧場にある洞窟をキノコの栽培場か、フルーツコウモリの巣にする提案をされる。
いくつかのキノコは公民館の納品物でもあるので、バージョン1.5までの場合、キノコ栽培場にしておく必要があった。

だがバージョン1.6で「キノコの原木」が登場、そこから各種キノコを得られるようになった。
堅い木と農業レベル4が必要なので、夏以降でないと作るのは難しいが、ともあれ自力で栽培可能。

また、洞窟の栽培場のキノコは3日に1度しか生えてこなくなった。
(バージョン1.5までは毎日生えていたが、間違いだったらしい)

しかしマッシュルームが当面の回復に有用なので、やはりキノコ栽培場にした方が無難だろう。
フルーツコウモリだと多様な果物が集められるが、種類が多いため食料としては所持枠が圧迫される。
また、バンドル対象である紫のキノコは、キノコの原木では出辛い。

バージョン1.6以降、キノコ栽培場には乾燥器も備えつけられるようになった。
同じキノコや果物5つをドライキノコやフルーツにでき、売値が約1.5倍(通常品質5個分x1.5)になる。
ただし、食べるなら生の方がいい。

キノコの原木

キノコの原木は周囲(半径7マス)に木とコケが多いほど採取数と品質が上がる

洞窟のキノコ栽培場

それでも洞窟はキノコがベターか
アミガサタケとアンズタケは乾燥して出荷を

初年度の春の終わりまでにやっておくべきことは、以下の通りだ。

=絶対に必要=

  • 春の作物バンドル:パースニップ、サヤエンドウ、カリフラワー、ジャガイモ
  • 春の採集バンドル:ノワサビ、ラッパスイセン、ポロネギ、タンポポ

=できれば欲しい=

  • 赤いバックパックを購入
  • つるはしと斧を銅製に強化
  • 釣りレベルを上げ、ファイバーグラスの釣竿を購入
  • 行商人から赤キャベツのタネを購入

これらに加え、ダンジョンの40階あたりまで到達していて、鳥小屋を作っていれば、かなり余裕があるだろう。

なお、「これってもう公民館に納品したっけ……?」というアイテムがある場合は、所持品画面で、そのアイテムにカーソルを合わせてみよう。
公民館バンドルの対象品で、まだ未納品の場合、右上の公民館マークが膨らんだりしぼんだりする。

所持品画面と公民館マーク

これを目安にすれば、簡単に納品済みかどうかの判別が可能だ。
また、このマークはボタンになっていて、押すとどこでも公民館バンドルの状況をチェックできる。